カリソルブ

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カリソルブの症例写真カリソルブ ビフォーアフター

カリソルブとは、スウェーデンのメディチーム社で開発された、主成分が次亜塩素酸ナトリウムと3種のアミノ酸でできた、ジェルタイプの薬剤を虫歯に作用させることで化学的に溶解し、専用の器具で除去する治療法です。

カリソルブは非常に有効的な虫歯治療ですが、神経に達するような大きな虫歯には適応とならず、手動で行うため一回の治療時間が長い点がデメリットとして挙げられます。また日本では厚生労働省に認可はされていますが、保険診療として認められていないため、保険診療内での虫歯治療と比べて治療費がやや高額になります。

カリソルブによる虫歯治療の特徴

カリソルブは従来の虫歯治療とは大きく異なり、低侵襲を実現した全く新しい虫歯治療といえます。

3種のアミノ酸で健康な部分を守りながら虫歯だけに作用

特徴 カリソルブカリソルブ

カリソルブに使用される薬剤は、次亜塩素酸ナトリウムと3種類のアミノ酸(L-グルタミン酸、L-ロイシン、L-リジン)からできています。次亜塩素酸ナトリウムとはプールの消毒にも使われますが、医科領域の殺菌、消毒に使用される薬剤です。

この次亜塩素酸ナトリウムが虫歯に作用することで、虫歯を溶かしていきます。また3種のアミノ酸は、健康な歯質部分を保護する作用があるため、健康な歯を守りながら、虫歯だけを取り除くことができるのです。

従来の虫歯治療より痛みを軽減

一般的な虫歯治療で痛みが生じるのは、電動の機械で歯を削る時です。高速で回転するバーを使って、エナメル質や象牙質を削除するため、激しい振動や痛みを伴うことがあります。

一方、カリソルブでは電動の機械を使うことはありません。虫歯になった歯質のみに作用する薬剤を使用し、専用のスプーンで病変部を取り除きます。従来の虫歯治療と比べ痛みが少なく振動もないため、歯科恐怖症の方も治療を受けやすいでしょう。

健康な歯を余分に削る必要がない

従来の虫歯治療では、二次虫歯のリスクや人工物の接着を強くする目的から、やむを得ず健康な歯の表面を少し多めに削り取ることが多いです。

これに対しカリソルブを用いた虫歯治療では、使用する薬剤が、虫歯になった歯質にのみに作用するため、周りの健康的な歯を削ることなく虫歯治療が可能となります。

予防歯科先進国スウェーデンではスタンダードな虫歯治療

カリソルブは、1998年にスウェーデンにて使用が開始されました。スウェーデンといえばキシリトールでも有名な歯科予防先進国です。日本では2007年に厚生労働省に認可されていますが、まだ比較的新しい治療で、保険診療適用外の治療法です。

カリソルブを使用した虫歯治療の適応範囲

歯科では学校の歯科検診で使われるように、虫歯の進行具合をC0からC4までの5段階にレベル分けします。

その中でカリソルブは、軽度から中等度の虫歯に対して有効な治療法です。具体的には、細菌感染がエナメル質や象牙質にとどまっている虫歯が対象となります。歯の神経にまで感染が広がった重度の虫歯では、カリソルブではなく、通常の虫歯治療が適応となります。

カリソルブ 虫歯の進行度合い
  • C0:初期虫歯といい、歯に穴が開いていない状態です。フッ素やブラッシングで再石灰化が期待できるためカリソルブは適応外です。
  • C1:歯の最表面にあるエナメル質にだけ虫歯があり、小さな穴が開いている状態です。自然には治癒しないため、虫歯を除去して詰め物をします。カリソルブが適応となります。
  • C2:歯のエナメル質の下にある、象牙質という部分まで虫歯が達しており、小さな穴が開いている状態です。神経には問題なくとも、冷たいものや甘いものがしみるといった状態です。範囲がC1よりも広いため、神経治療が必要な場合があり、虫歯の大きさに合わせて詰め物や歯型採りをして被せ物をする場合があります。カリソルブが適応となります。
  • C3:歯の中の神経まで虫歯が達してしまっており、ズキズキとした痛みを伴う状態です。神経を残すことができないため、神経治療が必要です。神経治療をすると歯が弱くなるので、詰め物ではなく、被せ物や差し歯の治療も合わせて行う必要があります。カリソルブは適応外です。
  • C4:虫歯に侵された神経が死んでしまった状態です。死んでしまった神経は腐ります。放置すると顎を通じて全身に影響を与えるリスクがあるため、早急に神経治療や場合によっては抜歯が必要になります。カリソルブは適応外です。

カリソルブを使用した虫歯治療の流れ

  • 1.専用薬剤を虫歯に直接塗り30秒程度待ちます。

  • 2.柔らかくなった虫歯部分を、専用の先の尖っていない手用器具(スプーンのようなもの)で掻き出します。この作業を数回繰り返し、完全に虫歯だけを取り除きます。

  • 3.虫歯を取り除いた大きさに合わせ、詰め物や被せものを施します。

  • 治療時間はおよそ40分〜1時間かかります。
  • 治療期間と回数は歯科医院、虫歯の状態によっても異なりますが、およそ1回〜2回。2回の場合でも2週間程度で治療は終了します。
メニュー名 本数・回数・内容 価格(税別)
カリソルブ 1本 10,000円
カリソルブで使う薬剤は人体に害はありませんか?

カリソルブで使う薬剤は、人体に害はございません。カリソルブは、スウェーデンの歯科大学や工科大学や研究機関などにより、長年研究されてきたもので、現在では世界47ヶ国で臨床導入されているといわれています。最近ではヨーロッパをはじめとした世界各国で一般的な治療として普及しています。

カリソルブはなぜ通常の虫歯治療より時間がかかるのですか?

カリソルブは、1回の工程で薬剤の塗布後、30秒ぐらい待ち、専用器具で虫歯のかき出しという作業を複数回繰り返す必要があるため、治療時間は1時間程度かかってしまいます。

カリソルブによる虫歯治療後に注意することはありますか?

カリソルブ治療後は特に注意することはございません。

ただ、治療の際に麻酔を施した場合、歯茎に内出血や痛みが生じることがあります。また、比較的深い虫歯に対して治療をした場合は、一時的に知覚過敏のような症状がでることがあります。通常、痛みは数日で消えていくものですが、しみるような痛みが目立つ場合は、すぐにご連絡ください。場合によっては、歯の神経治療が必要になることもあります。

カリソルブの虫歯治療なら妊娠中でも受けられますか?

カリソルブで使用する薬剤は、厚生労働省に認可されており、虫歯に対する効果や人体への安全性も国から保証されているといえます。ですから、小さなお子さま(キッズソルブ)やご高齢の方、それから妊娠中の方も安心して受けることができます。妊婦の場合は、主治医と連携したうえで、カリソルブによる治療を行わせていただきます。

カリソルブのページをご覧の皆様へ

このページでは、歯を削らず、虫歯だけを溶かすことのできる専用薬剤「カリソルブ」を使った虫歯治療についてご確認いただけます。

通常、虫歯治療は専用の歯科用ドリルを使って、虫歯とその周囲の健康な歯も一層削り虫歯を除去します。カリソルブは保険診療では取り扱えませんが、健康な歯の部分を削る必要がない低侵襲な治療です。

当院では審美歯科治療の経験が豊富で、歯の温存に積極的な女性歯科医師が丁寧にカリソルブを使って、痛みなく虫歯を除去します。

カリソルブの治療概要

治療方法 カリソルブ
治療説明 カリソルブは、歯を削らずに特別な薬剤を使用してう蝕だけを除去することを目的とした治療です。
治療費 10,000円(税別)
治療の副作用(リスク)
  • 歯の神経治療及び土台(芯も含む)治療が必要になる可能性があります。
  • 神経治療をした歯は気圧の変化や時間経過により炎症がみられる可能性がある。
  • 麻酔をした部分は内出血、痛みを伴う可能性がある。
  • 治療後、数週間から数か月は知覚過敏の症状や違和感が出る可能性がある。
  • 定期健診を怠ると、虫歯のリスクが高まる。
治療期間 1日
治療回数 1回
適応症例 エナメル質範囲内の虫歯
ダウンタイム なし
カウンセリング当日の治療 カウンセリングまで
入院の必要性 なし
術後の制限事項 なし
不適応の症例 象牙質に及ぶ虫歯の場合
運営法人 医療法人社団 真善美会
医院名 南青山矯正歯科クリニック
理事長 白石 文
所在地 107-0062
東京都港区南青山2丁目27−22 青山安田ビル4階
TEL 0120-973-978
アクセス ・東京メトロ銀座線「外苑前駅」1a出口より徒歩2分
・東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線「表参道駅」A4出口より徒歩7分
・東京メトロ銀座線、半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」3番出口より徒歩8分
詳しいアクセス方法はこちら
診療科目 歯科・矯正歯科
主な診療内容 セラミック矯正マウスピース矯正歯肉整形セラミック治療ガミースマイル治療など
治療費について 当院の治療は全て保険外診療です。
休診日 年中無休(年末年始除く)
診療時間 平日11:00〜20:00、土日祝10:00〜19:00
歯科治療室
待合室