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ラミネートべニアとは

歯の表面のエナメル質を数ミリほど削り、セラミック製の付け爪のようなシェル板を貼りつける治療法です。
歯の色、歯の形、歯並びでお悩みの方が、できるだけ歯を削る量を少なく、歯希望の色や歯並びにする、手軽ででき痛みの少ない治療法方法です。
つけ爪感覚で手軽にできる治療方法としてニーズが増えています。

ラミネートべニアの特徴

歯を削って型を取る日と、ラミネートべニアを貼りつける日の2度の来院で治療が完了します。
ラミネートベニアが完成するまでの期間は2週間程度で、その間は仮歯を入れた状態となります。
歯の形や色を調整することができるので、古い虫歯治療の変色や欠け、抗生物質が原因で歯が変色してしまった場合や前歯の隙間の治療に適しています。できるだけ歯を削らずに、費用を抑えたい方に最適です。
セラミック製なので変色する可能性が低く、ホワイトニングのように後戻りの心配がありません。また、セラミック治療よりも削る量が少ないため、痛みが少なく負担なく治療をお受けいただけます。
しかし、噛み合わせが強い方、歯ぎしりがある方は、割れやすいというデメリットもありますので、適応症が限られます。また、平均寿命は10~20年で、長期間の使用で劣化していきます。
歯が大きく欠けてしまっている、歯がない、奥歯の銀歯を白くしたい、大きく歯並びを治したい場合は、セラミック治療が適応となります。

ラミネートべニアはこんな方にオススメ

  • 歯が事故や虫歯でかけてしまった方
  • 歯が小さい方
  • 歯と歯の間に隙間が空いている方
  • 引っ込んでいる歯がある方
  • 歯の形や大きさでお悩みの方
  • ホワイトニングをしても効果がなかった方
  • 神経が死んで黒ずんだ歯の方
  • 生まれつき歯がグレーという歯の色でお悩みの方

ラミネートべニア治療ができない方

  • 歯が大きく欠けている方
  • 歯がない方、重等度の歯並びの方は治療をお受けすることができません。
  • 上下で咬み合わせが強い方
  • 歯ぎしり食いしばりが強い方
  • 運動をなさるかたで咬む力が強い方は欠けてしまう可能性が高いです。
  • 全身疾患をお持ちの方や、妊娠中授乳中の方は、麻酔の使用やお薬を処方することがあるため、かかりつけの医師と連携が必要な場合があります。

ラミネートベニア治療のメリット・デメリット

短期間で歯への負担も少なく、審美性を改善できるラミネートベニアにもメリットとデメリットがあります。

ラミネートベニア治療のメリット

ラミネートベニアのメリットには以下のようなものが挙げられます。

歯を削る量が被せ物よりも少ない

ラミネートベニアでは、歯を削ってから薄いシェル板を張り付けますが、その削る量は0.3~0.5mm程度です。一般的に、クラウンと呼ばれる被せ物を被せるときには歯を大きく削るケースもあります。それと比較して、ラミネートベニアは歯を削る量が被せ物よりも少なくて済みます。

痛みが少ない

先述の通り、セラミック治療などと比べて歯を削る量が少ないため、削る際の痛みが軽減されます。しかし、治療後に削った歯が多少しみるといったケースはあります。

治療期間が短い

ラミネートベニアは、ほとんどの場合2度の通院で完了します。仮歯を装着している期間は2週間ほどで、その後はシェル板を貼り付けて完了です。すきっ歯の矯正治療であるワイヤー矯正やマウスピース矯正などと比べると、非常に短期間で受けることができます。

ホワイトニングで効果がない方も色が選べる

歯の黄ばみなどが気になる方や、テトラサイクリン歯の方などで、ホワイトニングを試したものの、満足のいく白さに仕上がらなかったという場合にラミネートベニアは適しています。色を複数の中から選ぶことができるため、自分好みの色にすることが可能です。

ラミネートベニアは変色しにくいため、色を維持できる

貼り付けたシェル板はセラミック製なので、変色しにくい性質があります。よってホワイトニング目的で行った場合には、希望の歯の色を維持することが可能です。

歯並びや歯の形、白さが同時に叶う

ラミネートベニアは前歯が凸凹している場合や、すき間があいているすきっ歯の場合に適している治療法です。その際、歯並びが美しくなることに加えて歯の形や色までもきれいになるという点がメリットです。審美性を求めている方に適しています。

ラミネートベニア治療のデメリット

ラミネートベニアのデメリットには以下のようなものが挙げられます。

適応症が限られる

すでに被せるタイプの差し歯が入っている方、噛み合わせが強い方、歯ぎしり食いしばりがある方は欠けやすいため、ラミネートベニアが適さないことがあります。このように適応症が限られるというのが一つのデメリットです。ラミネートベニアはセラミック製であり、セラミックの特性上、割れやすいということがあるためです。

大きく歯並びを変えられない

ラミネートベニアは、ただ上から貼り付ける方法なので、前歯の凸凹やすきっ歯などは治療できても、出っ歯や受け口などの顎に関わる歯並びを治すことは難しくなります。つまり大きく歯並びを変えることができません。

多少なりとも歯を削ることになる

もし歯を白くしたいという目的だけでラミネートベニアを選んだ場合、ホワイトニングなどと比べて歯を多少なりとも削ることになるため、歯へ負担がかかります。歯を削るのに抵抗がある場合には、先に歯のクリーニングやホワイトニングを試してみるのをおすすめします。

ラミネートベニア治療と他の治療法との違い

ラミネートベニア治療は、他の治療法と比べてどのような違いがあるのかまとめてみました。治療法を選ぶ際の参考にされてみてください。

ホワイトニング治療としての比較

当院では歯を白くする治療法として、ホワイトニング、セラミッククラウン、コンポジットレジン、ホワイトコート(歯のマニキュア)などがあります。この中でもラミネートベニアは、ホワイトニングやホワイトコート、コンポジットレジンなどと比べてその白さが長持ちするメリットがあります。また、歯の白さを維持できるセラミッククラウンよりも歯を削る量が少ないため歯への負担が軽減されます。

歯の修復治療としての比較

歯の一部が欠けてしまったときには、コンポジットレジン治療(ダイレクトボンディング法)やセラミッククラウンなどの治療法もあります。コンポジットレジン治療(ダイレクトボンディング法)と比べてラミネートベニアは白さを長く維持することができます。セラミッククラウンと比べると、大きく歯を削ることはないため、歯への負担が少なく、気軽に治療を受けることができます。また欠けている部分が少ない場合に最も適しています。

歯科矯正としての比較

ラミネートベニアはすきっ歯を治したり、歯の形を整えたりする歯科矯正としての側面もあります。当院では矯正治療としてセラミック矯正、ワイヤー矯正、マウスピース矯正などを行っていますが、これらと比べると簡易的に行うことができるメリットがあります。セラミック矯正ほど大掛かりにならず、さらにワイヤー矯正やマウスピース矯正のように長い期間をかけて行う治療と比べて短期間・通院回数も少ないことから、忙しい方にとっては大きなメリットがあります。

ラミネートべニアの治療の流れ

  • 歯を削って型を取る 所要時間:1時間程度
    エナメル質の表面を 0.3?0.5mm削って型を取ります。取った型を模型にし技工士(セラミスト)がラミネートベニヤを作成します。完成までは仮の歯をつけておきます。
  • ラミネートベニヤ装着 所要時間:1時間程度
    できあがったシェル状のラミネートベニヤを専用歯科接着剤と専用の光で強固に接着します。
    ご自身で取り外すことはできません。
    咬み合わせ確認、適合確認、研磨をして終了です。

ラミネートべニアの症例写真

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