ステークホルダーとの関係性を重視した経営方針
患者様に的確で最適な治療を提供するための中心は歯科医師です。しかし、治療は患者様と歯科医師だけで成り立っているわけではなく、様々な方が関わることで成り立っています。
医療現場でのサポーターとして受付・カウンセラー・歯科助手・歯科衛生士、そしてクリニックを運営していくために必要な事務局などです。さらに、その周りには歯科技工所や歯科材料メーカー、ディーラー、Web制作会社や広告代理店、弁護士、会計士、税理士、社労士など、他にも様々な業種、企業が深く関わり合って成り立っています。
どれか一つが欠けても成り立たない、どれか一つだけがうまくいってもいけないと考えます。
これらの利害関係すべてに関わる方をステークホルダーと呼びますが、わたしたちはステークホルダーすべてがWIN-WINの関係となれるよう、長く気持ちよく関係を保てるよう努力することを経営方針としています。
納期、値引きの強要をせず、お互いが理解と信頼を保ちながら意見を共有できるよう、ステークホルダーの意見を積極的に吸い上げています。また、すべてのステークホルダーの期待値を知り、都度調整を図れるようにして、良い関係でクリニック運営が成立することを目標としています。
顧客満足度への取組み(CS)
医療機関のため患者様から「ありがとうございます」と機械的にいわれることに慣れてしまいがちですが、本音は感謝していない場合もあります。逆に期待以上の感動を施せたら、患者様に対し最高の強みにもなります。
当院では定期的に覆面調査を実施し、第三者目線で俯瞰して評価をもらい、定期的に接遇の見直しを行っております。また全ての患者様アンケートや感想文に院長が目を通すことで、どんな小さなことも、時には悪い評価も、真摯に受け止め、業務改善に勤めています。
従業員満足度への取組み(ES)
患者様を満足させるには、従業員が満足しいていることは必須だと思います。従業員の幸せが担保されているからこそ、患者様にもよいサービスを提供できますし、逆に従業員が何かしらの辛い状況にあると患者様に接遇は施せません。
例えば、従業員満足度の向上のために当院では、定期的な面談、評価の明確化、指導者の明確化、飲みニケーション、報奨金制度(インセンティブ)という環境を備えています。
審美歯科・矯正歯科としての存在意義
審美歯科治療や矯正治療は、費用がかかるから諦める、芸能人だけがやる敷居が高いもの、どこで治療したらいいかわからない、歯医者は痛くて怖い、歯科は男性の先生が多いといったイメージがあるかもしれません。
当院の審美歯科治療や歯列矯正では、こうしたイメージを払拭し、わからないことが多い分野だからこそ、明瞭な料金体系と加工を一切行わない症例写真の掲載、治療リスクの事前説明を徹底し、世の女性が、手軽に安心して悩みを打ち明け、適正かつ手軽な価格で通院でき、コンプレックスを自信に変えることができることを目標としています。
学生や主婦でも綺麗になることを諦めないで欲しいと願っています。
また、審美歯科・矯正歯科の分野はついつい見た目のことばかりと思われがちですが、それと同時に噛み合わせや清掃性、発音、筋肉への影響など機能面にも良い変化が現れます。
私たちはこれらを正しく伝え続けていくことが、最終的には世の女性の未来を創る一助となると考えます。