南青山矯正歯科 > ブラキシズム治療(歯ぎしり治療)

ブラキシズムの症例写真ブラキシズム
ビフォーアフター

ブラキシズムとは、無意識のときや寝ているときなどに、意識とは関係なく習慣的に行ってしまう「歯ぎしり」「食いしばり」「噛みしめ」と呼ばれる、上下の歯を擦り合わせる動作のことをいいます。

原因はさまざまで、ストレスや過度の緊張や不安、スポーツや仕事中などの集中しているときなど、精神的なものから、虫歯や歯周病、古い差し歯や詰め物で物理的に咬み合わせにズレが生じている場合にも起こります。はっきりとはしていませんが、薬物の副作用や神経系疾患などでも起こることがあり得ます。

治療方法はブラキシズム自体の原因の除去、スプリント療法(マウスピース療法)、行動認知療法、薬物療法などがありますが、完全に確立した治療方法は現在はありません。

ブラキシズム治療とは

ブラキシズム(歯ぎしり、食いしばり)の治療方法には、原因に合わせ、心理面、物理面など様々な方向からアプローチする必要があります。

心理面では、認知行動療法といって、無意識で起きているブラキシズムを意識してやめる方法があります。緊張している、ストレスが溜まっている、片側に集中する悪い癖(足の組み方、頬杖のつき方、姿勢の悪さ、片方だけで物を噛むなど)を意識して改善します。

物理的には、噛み合わせが強く当たっているところを、歯科医院で削って調整する方法(咬合調整)や高さの違う詰め物や差し歯を交換して正しい高さに治すことや、矯正治療を行い、正しい噛み合わせに治すことです。

ブラキシズム治療は他にも、スプリント療法といって、透明のマウスピース型のトレーを、無意識になる仕事中や就寝時、スポーツをする際に歯に装着して咬む力から歯や顎を守る方法もあります。

ブラキシズムには、主に次の3種類があります。

グラインディング

グラインディング ブラキシズムグラインディング

上下の歯を強くこすりあわせることで、ギリギリと音が鳴るブラキシズムです。いわゆる寝ているときの「歯ぎしり」と呼ばれるものです。こすりあわせるので歯がすり減りやすくなります。

クレチング

クレチング ブラキシズムクレチング

「食いしばり」のことです。強い力で上下の歯を噛み締めるため、音は鳴りません。その分、自分では気づきにくいことが多く、他人から指摘されてはじめて気づくといったことも多いようです。

タッピング

タッピング ブラキシズムタッピング

上下の歯をカチカチカチと速いペースで噛み合わせることです。グラインディングやクレンチングと比べると少ないブラキシズムといわれています。

ブラキシズム治療(歯ぎしり治療)のメリット

  • 歯ぎしり食い縛りが抑えられ、一緒に寝ているご家族に迷惑をかけずに済む
  • 顎への負担が減り、顎関節症が悪化するのを防ぐことができる
  • 装着したてのセラミック治療中にセラミックが壊れるのを防ぐことができる
  • 歯列矯正の後戻りを防止できる
  • ホームホワイトニングも併用し歯を白くできる

ブラキシズム治療(歯ぎしり治療)のデメリット

  • 熱や衝撃に弱く壊れることがある。壊れてしまったらもう一度歯型取りからやり直す。
  • 着色物を飲食するとトレーに色がうつることがある。
  • 徐々に慣れるが装着直後は違和感が強く寝れないこともある。
  • 徐々に慣れる装着直後は発音がしづらくなることがある。

一過性のものであればブラキシズム自体は自覚症状があまりなく、直ちに体に悪影響を与えるわけではないため放置されてしまうことが多いですが、習慣的にブラキシズムが続くことで、顎関節症や歯周病が進行してしまうだけではなく、全身にも影響を及ぼす可能性があります。

顎関節症の発症、歯周病の悪化以外にも、歯が擦り減ったり、頭痛やめまい、首や肩、背筋の凝り、知覚過敏、差し歯や詰め物の脱離、歯や歯の根が折れたり、歯並びの悪化などもブラキシズムが要因となる場合もあります。それらがまた更なるストレスとなる可能性もあり、見過ごせない症状のひとつです。これらの症状の中で特に顎関節症と歯周病の悪化の原因として、ブラキシズムの関係性は深いことが多いといわれています。

顎関節症とは

顎関節症とは ブラキシズム

朝起きたら顎が痛かった、ご家族から歯ぎしりすごかったよと指摘を受けたご経験はありませんか?

若い女性の中には、口を開け閉めすると耳の横がポキポキする方が多くいらっしゃいます。 これは顎関節症という症状の可能性があります。

意識のある時は自然と歯と歯は当たらない状態ですが、無意識であったり 過度の精神的ストレスが加わったり、高さの合っていない差し歯などが入っていると、無意識の時ぐっと噛み締めたり顎を安定させようと歯ぎしりをします。

人間の噛む力は、成人でおよそ自分の体重の2倍以上の重さを引き上げる力があるといわれています。 これはとてつもなく強い力です。 この状態が続くと顎関節症が本格化し、実際に顎の痛みや変形、顎の動き方の偏位、また歯のすり減りや欠け、歯茎痩せや出血を引き起こすことがあります。

重症化すると、手術が必要となることもある顎関節症。放置すると顎や歯だけではなく、頭痛や肩こり、首のコリ、耳鳴りやめまい、体調不良など全身にも影響を及ぼすこともあるため、痛みはなくとも直ちにできるだけ予防や早期対処することが大切です。 幸い、できるだけ早い対処であれば、マウスピースをはめるだけの簡単な治療法もあります。

顎関節症の原因

原因は様々ですが一番可能性が高いのが、精神的ストレスといわれています。 ストレスは溜めないにこしたことはありませんが、なかなか自分でのコントロールは難しいものでしょう。 過度の飲酒やアルコールを摂取しても起こることがあります。

また、矯正治療中や、永久歯の生え変わり、高さの合っていない詰め物や被せものが入っているなど噛み合わせがズレている時にも起こりやすいでしょう。 嘔吐反射や逆流性食道炎といった、口の中が酸性に偏りやすい方も注意が必要です。

歯周病への悪影響

食べ物を噛み砕くためにある歯が、食べ物がない状態で上下の歯が合わさり強い力が周辺組織や歯に加わるため、組織を痛める恐れがあります。もともと歯周病に罹患されている場合は、歯周組織が刺激され歯周病が進行する可能性も考えられます。歯周病に罹患している場合は、ブラキシズムの治療と同時に歯周病の治療を受けるようにしましょう。

ブラキシズム(歯ぎしり)は、早めの対処と治療が必要です。

  • 口が開かなくなったことがある方
  • 口を開閉すると耳の横が痛い方
  • 口を開閉すると耳の横がポキポキ音がする方
  • ゆっくり口を開けると顎先が右か左にズレてしまう方
  • 朝起きると顎が痛いく、就寝時に歯ぎしりか食いしばりをしている方
  • 口が開きづらい方
  • 最近エラが張ってきた気がする方
  • 頬やエラをすっきりしたい方
  • 歯がすり減っている方
  • すり減った歯が知覚過敏でしみる方
  • スポーツ中の食いしばりが強い方
  • 最近ストレスが強い方
  • 首肩のコリや頭痛、腰痛が慢性的にある方
  • 歯列矯正が終了した直後の方
  • 部分的にグラつく歯がある方
  • 歯並びが悪い方

ブラキシズム治療(歯ぎしり治療)は、下記の方は治療をお受けすることができません。

  • 矯正治療中の方
  • 差し歯にするための歯科治療の方
  • 重度の歯周病の方

ブラキシズム治療(歯ぎしり治療)には、次の2種類の治療法があります。

スプリント治療

スプリント治療 ブラキシズムスプリント治療

無意識にブラキシズムを行ってしまう仕事中や就寝時、スポーツをする際などに、患者様ごとに作成した透明のマウスピース型のトレーを上下の歯全体に装着します。すべての歯の咬む力が均等になるようにすることで、強く偏った力が歯や顎にかかるのを抑止することができます。

顎関節に負担がかかりすぎることによる、顎関節の痛みや緊張状態をやわらげることができます。また、噛み合わせを均等になるように促すこともできます。特に顎に痛みがなくとも、使用することがあります。

ボトックス治療

ボトックス治療 ブラキシズムボトックス治療

ボトックス治療とは、顔面けいれんなどの神経治療やシワの軽減目的などの美容医療で行われている治療で、無毒化したボツリヌス菌を皮膚に注入することで筋肉の動きを弱める治療法です。

ボツリヌストキシンの注入後、一定期間、筋肉が麻痺するのを利用し、咬む筋肉の力が弱まることで、ブラキシズムのつらい症状の緩和が期待できます。このボトックス治療は個人差がありますが、およそ6か月間の効果が持続するといわれています。

    • 1.

      クリニックで歯科医師の診察、レントゲン撮影 所要時間:1時間程度

    • 2.

      虫歯や合っていない詰め物などがあれば先に治療

    • 3.

      スプリント製作のための歯型取り

    • 4.

      仕事中や就寝時、スポーツをする際など、日常生活の中でスプリントを装用する

    • 5.

      必要に応じ一定期間ごとにチェックのための通院 所要時間:調整30分

    • 1.

      クリニックで歯科医師の診察、レントゲン撮影、咬み合わせや口の中の状態のチェックなど 所要時間:1時間程度

    • 2.

      表面麻酔の後、咬筋にボトックス注射 所要時間:10分程度

    • 3.

      注入後、3日~7日後に効果が現れる。

    • 4.

      個人差はありますが約6か月ほど持続するため、4〜6か月間隔で治療を受けると効果的

メニュー名 本数・回数・内容 価格(税別)
スプリント治療(歯ぎしり用) 30,000円
スプリント治療(スポーツ用) 50,000円

ブラキシズム治療(歯ぎしり治療)の費用相場

ブラキシズム治療の費用相場は、歯ぎしり用とスポーツ用のマウスピースの価格がそれぞれ異なります。

寝ているときに起きる歯ぎしりの場合、スプリント治療になりますか?

一概にスプリント治療になるかというとそうとも言い切れません。まずはお口の中の状態を見て判断させていただきます。ただ、寝ているときに起きる歯ぎしりのことをグラインディングと呼びますが、このグラインディングの場合には、よくスプリント治療が取られます。つまり、寝ている間にスプリントというマウスピース型のトレーを装着して、噛む力から守る方法です。また当院でご案内しているボトックス治療も可能な場合がございます。

ブラキシズム治療とセラミック治療とはどんな関係がありますか?

セラミック治療は、セラミックの歯を被せたり詰めたりする方法ですが、セラミックのせとものと同じ素材の特性上、割れるリスクがございます。そのためセラミック治療は、歯ぎしりや食いしばりの癖があり、力の強い方には適していないことがございます。セラミックの歯を長持ちさせるために、ブラキシズム治療を併用することがございます。

ボトックス治療は痛いですか?

ボトックス治療における痛みは、個人差はありますが、注射の針の刺すときの痛みと治療後の副作用としての痛みの2種類が出る可能性がございます。注射の針を刺すときの痛みについては、痛みを抑えるために表面麻酔を使用することも可能です。また通常、注射後に痛みを感じることはほとんどございませんが、一過性の痛みなど副作用が出ることがございます。

ボトックス治療の副作用にはどのようなものがありますか?

ボトックス治療の副作用として、注射したところに一過性の痛みや腫れ、出血、内出血、ぶつぶつ、赤みが出ることがございます。また、咬む筋肉である咬筋と呼ばれるところに筋肉注射した場合には、ものが噛みにくくなったり倦怠感があったり口が開けにくいと感じたりすることがございます。さらにボトックス治療を行うと、お口元に左右差が出ることがございます。

スプリントはどのくらいの期間つけている必要がありますか?

スプリントが治療の選択となった場合、装着いただいている期間は症状によって大きく変わってきます。早い方で数か月、長い方で年単位の治療期間を要することがございます。しかし、これもあくまで目安であって、個人個人のお口の中の状態によって大きく異なってきますので一概には言えません。
治療前にどのくらいの期間、スプリントを装着している必要があるかをあらかじめカウンセリング時になどにお伝えいたしますのでご安心ください。

ブラキシズムは遺伝しますか?

ブラキシズムの原因は、はっきりと解明されていませんが、遺伝、飲酒、喫煙、コーヒーやお茶のカフェイン摂取、抗うつ薬服用、ストレスなどが要因ではないかと考えられています。必ずしも遺伝するとは限らず、遺伝による過度な心配は現状必要ないといえます。

ブラキシズムをしている時は、しっかりと眠れていないのでしょうか?

「ブラキシズムを改善したい」という気持ちから、夜中に目を覚ましてしまったり、ブラキシズムが起きている最中は、しっかりと眠れていないのではないかと、心配になる患者さまも多くいらっしゃいますが、ブラキシズムはごく浅い睡眠時に起こると言われているため、さほど睡眠に影響はございません。
また、夜中に目が覚めてしまうこともあるかと思いますが、「ブラキシズムを改善したい」という自己暗示ができた証拠であり、深く心配することはありません。

このページでは、食いしばりや歯ぎしりなどによって、過剰に奥歯や顎へ負担がかかり様々な悪影響を及ぼすブラキシズムを改善する治療についてご確認いただけます。

ブラキシズムの原因はさまざまで、ストレス、古い虫歯治療後や虫歯の放置、生活習慣など本当に様々です。原因を特定することは困難といわれているため、様々な対処療法を試みて改善を目指します。その中で、当院で取り扱うブラキシズム治療は、できるだけ歯を保存的に、費用をかけず、安心、安全、手軽に行えるものを採用しています。

お口の状態にもよりますが、ブラキシズム治療の経験豊富な女性歯科医師が丁寧に検査・診断したのち、主にマウスピーストレーを夜間や症状が集中する際に装着していただくスプリント療法と、噛む力を軽減する咬筋へのボトックス注射を用いております。どちらが最適かは、診察したのち担当医と話し合って選択します。

ブラキシズム治療(歯ぎしり治療)の治療概要

治療方法 ブラキシズム治療(歯ぎしり治療)
治療説明
ブラキシズム治療は、マウスピースや咬筋へのボトックス注射により、歯ぎしりや食いしばりを改善する治療です。
治療費 30,000円〜50,000円(税別)
治療の副作用(リスク) ボツリヌストキシンを用いたブラキシズム治療の場合、反復治療によって抗毒素耐性が起こることがあります。極まれにアナフィラキシーショックを起こすことがある。注射箇所に限局して一過性の疼痛、腫れ、出血、内出血、発疹、発赤が起こることがあります。咬筋への注射の場合、咬みづらさ、倦怠感、口の開けにくさを感じることがあります。効果の左右差がでることがあります。
治療期間 2週間〜4週間
治療回数 2回〜4回

歯医者独特のニオイを排除した清潔感のある院内と駅近で通いやすい

東京メトロ銀座線、外苑前駅から徒歩3分の立地で、外苑前駅、表参道駅、青山一丁目駅と3駅利用可能です。

黒を基調とした清潔感漂う院内と、歯医者に行った時に感じる歯科用薬剤による独特なニオイを抑えることで緊張を和げ、リラックスして治療をお受けいただけます。

歯医者独特のニオイを排除した清潔感のある院内と駅近で通いやすい

様々な学会に所属する専門の歯科医師が在籍

様々な学会に所属する専門の歯科医師が在籍

審美歯科を専門とする日本審美歯科学会、日本口腔インプラント学会、日本美容歯科医療協会。

全身管理と外科処置や救急を専門とする日本口腔外科学会、睡眠歯科学会、点滴療法研究会、東京大学医学部口腔外科学教室内歯科鉄門会、日本口腔顔面痛学会、日本歯科麻酔科学会。

セラミック治療に必要な知識、技術を専門とする日本補綴歯科学会、日本歯周病学会。

矯正歯科を専門とする日本矯正歯科学会、東京矯正歯科学会、日本成人矯正歯科学会など、南青山矯正歯科クリニックでは、専門性に特化した診療科目の出身者や学会所属歯科医により成り立っています。

大学病院に所属している歯科医師も多数在籍

大学病院に所属している歯科医師も多数在籍しており、各専門性のある大学病院の医局にて、学会発表や学生指導、研究などを行っています。

大学病院に所属している歯科医師も多数在籍

全身管理のできる口腔外科出身歯科医師が多数在籍

全身管理のできる口腔外科出身歯科医師が多数在籍

当院には全身管理のできる口腔外科出身の歯科医が多数在籍しており、歯科麻酔のプロフェッショナルとして、麻酔を必須とする大がかりな歯科治療も安心してお受けいただける環境を整えております。

高度な医療の提供とリスクに備える万全の体勢

すべての歯科治療を責任をもって歯科医師が行います。
歯科医院によっては、歯科助手や歯科衛生士に任せている医院もありますが、当院では、カウンセリングから治療、定期健診にいたるまで、歯科医師のライセンスをもった女性歯科医師のみが対応しています。

またインシデントレポート(ヒヤリ・ハットの事例)を収集し、各歯科医の技術の向上と患者様の安全性の維持に努めています。

高度な医療の提供とリスクに備える万全の体勢

歯科治療後のアフターケア

歯科治療後のアフターケア
  • 基本的には腫れる治療は少ないですが、可能であれば当日の飲酒、運動、長風呂は控えましょう。
  • 麻酔を用いた治療の日の食事は、麻酔がきれる2~3時間後から摂るようにしましょう。
  • 固いものを召し上がる際はご注意いただくか、控えるようにしましょう。
  • メイクやお仕事はすぐに可能です。
  • 痛みの感じ方には個人差があります。痛みが辛いと感じたら、我慢せずに処方された痛み止めを服用しましょう。
  • 歯磨きは通常通りか、むしろ通常よりも丁寧にしっかり行いましょう。
歯科治療室
待合室

南青山矯正歯科クリニック

107-0062
東京都港区南青山2丁目27−22
青山 安田 ビル 4 階

TEL:0120-973-978

アクセス:
・東京メトロ銀座線「外苑前駅」1a出口より徒歩2分
・東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線「表参道駅」A4出口より徒歩7分
・東京メトロ銀座線、半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」3番出口より徒歩8分 詳しいアクセス方法はこちらか

診療科目:審美歯科・矯正歯科

主な診療内容:セラミック矯正マウスピース矯正歯肉整形セラミック治療ガミースマイル治療など

治療費について:当院の治療は全て保険外診療です。

休診日:年中無休(年末年始除く)

診療時間:平日11:00〜20:00、土日祝10:00〜19:00

運営法人:医療法人社団 真善美会

理事長:白石 文

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