ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正の症例写真ワイヤー矯正 ビフォーアフター

ワイヤー矯正とは、歯にブラケットと呼ばれる四角い小さな装置を歯科用接着剤で貼り付け、そこにワイヤーを通して歯牙を移動させ歯列や咬み合わせを整える一般的な歯列矯正です。

従来はメタルブラケットが主流でしたが、今ではセラミック、ジルコニア、プラスチック製ブラケットや、アーチワイヤーも金属ではなく、白いワイヤーを用いたりと矯正期間中の審美面に配慮された装置も選択することができるようになりました。

ワイヤー矯正の特徴

ワイヤー矯正は、ブラケットと金属製のワイヤーを用いて歯並びを整える治療法です。歯列矯正の中でも最もポピュラーな矯正法です。

適応範囲が広い

ワイヤー矯正は、抜歯を必要とするケースはもちろんのこと、外科的な手術を伴うようなケースにも適応することができます。治療の歴史も長く、大学病院のような公的な機関でも行われています。

矯正期間の短縮が可能

セルフライゲーションブラケットと呼ばれる特別な装置を用いることで、治療期間を短縮することが可能です。ブラケットとワイヤーを強固に結びつける従来法と比べて、歯牙移動がスムーズになります。

矯正装置が目立たない方法もある

ブラケットとワイヤーを歯列の裏側に設置することで、周囲に気付かれることなく歯並びを整えることができます。豊富な実績と確かな治療技術が必要となりますが、一般的な表側矯正と同じような矯正効果を得ることができます。

ワイヤー矯正の種類

表側矯正 裏側矯正 ハーフリンガル
写真 表側矯正 裏側矯正 ハーフリンガル
費用相場
比較的安価
×
高額

比較的高額
矯正期間
比較的短い

比較的長い

比較的長い
審美性 ×
装置が目立つ

装置が目立たない

装置が少し目立つ
適応範囲
広い

適応できない
症例がある

適応できない
症例がある
装着性
違和感がある
×
かなり違和感があり
慣れるまで時間がかかる

違和感がある
通院頻度 4週間毎 4週間毎 4週間毎
装置の着脱 不可 不可 不可
発音・発声
慣れると普段どおりの
会話が可能
×
慣れるまでに時間がかかる

慣れると普段どおりの
会話が可能
金属アレルギー
メタルフリーの装置を
使用可能
×
金属を使用した
装置を使用
×
金属を使用した
装置を使用
清掃不良のリスク
口腔ケアの手間が大きい

口腔ケアの手間が大きい

口腔ケアの手間が大きい

ブラケット構造の比較

ブラケットの構造には、結紮タイプとセルフライゲーションタイプの2種類があります。

結紮タイプ

結紮タイプ ワイヤー矯正結紮タイプ

結紮タイプは、金属製の結紮線やモジュールと呼ばれるゴムを用いて、ワイヤーを括り付けます。

結紮線による結紮(金属線)

金属製の結紮線を使ってワイヤーを固定します。

メリット
  • 摩擦抵抗が小さく、歯の移動の妨げにならない
  • 結紮力の調整が容易で、痛みにも対応しやすい
  • スロットに2本目のワイヤーを使用できることから、個々の歯に異なる矯正力を与えられる
デメリット
  • セルフライゲーションよりも処置にかかる時間が長くなる

モジュールによる結紮(ゴム)

モジュールと呼ばれるゴムを用いてワイヤーを固定します。

メリット
  • 金属線による結紮よりも処置にかかる時間が短い
  • 好きな色を選べることから矯正治療をファッションの一部として楽しめる
デメリット
  • 摩擦抵抗が大きく、歯の移動の妨げになることがある
  • ゴム製なので劣化や着色が起こりやすい

セルフライゲーションタイプ

セルフライゲーションタイプ ワイヤー矯正セルフライゲーションタイプ

セルフライゲーションタイプは、ワイヤーを固定するためのシャッターがブラケット自体に備え付けられています。そのシャッターを閉じることで、ワイヤーを固定することができます。セルフライゲーションタイプは摩擦抵抗が小さく、歯の初期移動に有利です。ただし、結紮タイプも術者が調整することによって、摩擦抵抗を小さくすることもできます。

メリット

  • シャッターでふたをするので結紮線が不要
  • 摩擦が起こりにくい
  • 1回の診療時間がやや短い

デメリット

  • 厚みがあるので違和感が大きくなりやすい
  • シャッター構造が壊れたら結紮線を用いることになる

オーバーレイとピギーバックについて

オーバーレイとピギーバック ワイヤー矯正

2本のワイヤーで歯列を整える ワイヤー矯正

通常、メインのワイヤーには、「細い丸線」と「太い角線」を用います。

歯列の乱れが強い場合は、丸線から徐々にワイヤーのサイズを上げていき、最終的に角線を用います。ただし、歯並びの乱れが一部に限定されているようなケースでは、丸線だけ用いると動かしたくない歯にまで矯正力が働いてしまいます。

そこで有効なのが「オーバーレイ(丸線の上に角線)」と「ピギーバック(角線の上に丸線)」です。丸線と角線を組み合わせることで、他の歯の影響を最小限に抑えます。その結果、治療期間を短縮することにもつながります。ただ、ブラケットにワイヤーが2本通るので、清掃性が低下する点は注意しなければなりません。

マルチブラケット素材の比較

ワイヤー矯正に使用できるブラケットには、いくつかの選択肢があります。

ブラケットの名称

ブラケットの名称 ワイヤー矯正

ブラケットの素材と厚みの違い

ブラケットの素材と厚みの違い ワイヤー矯正ブラケット側面

金属ブラケット(メタルブラケット)

メタルブラケットは、その名の通り金属製のブラケットです。標準的なワイヤー矯正では、このメタルブラケットを使用します。

メリット

  • 金属の部品で構成されているので硬くて丈夫
  • 摩擦抵抗に優れるため歯を移動しやすい
  • ブラケットを薄くできるので装着時の違和感を小さくできる

デメリット

  • 金属色が目立つため見た目があまり良くない

セラミックブラケット

セラミックブラケットとは、金属ではなくセラミックで作られたブラケットです。

メリット

  • 白くて目立ちにくい
  • 着色や変色が起こりにくい
  • 摩耗が起こりにくい
  • 金属アレルギーのリスクが小さくなる

デメリット

  • ブラケットに厚みがあるので装着時の違和感が比較的大きい
  • 強い衝撃が加わると割れることがある
  • とても硬い素材なので接触した歯が磨耗することがある

プラスチックブラケット

プラスチックブラケットとは、プラスチックで作られたブラケットです。

メリット

  • 白くて目立ちにくい

デメリット

  • 着色や摩耗が起こりやすい
  • 摩耗した場合はブラケットの付け直しを行わなければならない
  • 頻繁に故障していると矯正期間が延びることがある

下顎の歯列矯正の施術工程

下顎が叢生状態の歯並びをワイヤー矯正で歯列を整えていく工程を解説します。

  • 1.ガタガタの歯並び

    ガタガタの歯並び ワイヤー矯正ガタガタの歯並び

    顎の骨と歯のサイズがあっておらず、歯並びがガタガタの状態です。日本人は顎が小さく、このような下の歯のがちゃがちゃはとても多いのが現実です。見た目だけではなく、上の歯との咬み合わせから上の歯まで歯並びを悪くする原因となったり、歯ぎしり食いしばりの原因となったり、がちゃがちゃしている部分が歯磨きしにくく、虫歯や歯周病のリスクも上がります。

  • 2.リンガルアーチを設置

    リンガルアーチを設置 ワイヤー矯正リンガルアーチを設置

    検査結果に応じて抜歯を行うこともありますが、その後リンガルアーチを装着し、下顎のスペースを確保できるようにします。固定型装置のため自分で取り外すことはできません。慣れるまではしゃべりにくかったり、清掃しにくかったりしますが、たいてい1~2週間程度で慣れてきます。

  • 3.ブラケットとワイヤーの設置

    ブラケットとワイヤーの設置 ワイヤー矯正ブラケットとワイヤーの設置

    歯の表面に、ブラケットと呼ばれる装置をつけ、そこにワイヤー線を通して歯を並べます。装置がつくため清掃方法はしっかりとご説明します。ブラッシングが正しく行えないと虫歯や歯周病になる可能性がありますので気を付けましょう。

  • 4.歯列が綺麗に並んだ状態

    歯列が綺麗に並んだ状態 ワイヤー矯正歯列が綺麗に並んだ状態

    約1か月に1回程度の通院頻度で微調整を重ねます。その際、クリーニングや歯のブラッシング方法のチェックもします。歯並びが整うまでには歯の状態によりますがおおむね2~3年程度の期間がかかります。

  • 5.リンガルアーチを外す

    リンガルアーチを外す ワイヤー矯正リンガルアーチを外す

    歯が並びきったところでリンガルアーチが外れます。その後、表面のワイヤーによって微調整を重ねます。

  • 6.保定装置の設置

    保定装置の設置 ワイヤー矯正保定装置の設置

    ワイヤー矯正は自分の歯を動かす治療ですので、動かした後に後戻りするリスクがあります。できるだけそういったことがないように、保定装置を付けます。保定装置には種類があり、生活習慣やお口の状態により種類を決めます。取り外せるタイプや固定式のものなどがあります。固定式のものはワイヤーが装着されている状態で行います。

  • 7.歯並びが整った状態

    歯並びが整った状態 ワイヤー矯正歯並びが整った状態

    表面のブラケットとワイヤーを取り外します。これで動的期間は終了です。基本的には動的期間と同じ年数、後戻り防止の保定装置を装着し続けます。

  • 8.保定装置の取り外し

    保定装置の取り外し ワイヤー矯正保定装置の取り外し

    保定期間が終了したら、保定装置を取り外します。治療期間は動的、保定期間併せて5~6年程度と長期間ですが、自分の歯を使い歯並びを改善します。歯並び、咬み合わせ、清掃環境も整います。

ワイヤー矯正の治療の流れ

ワイヤー矯正の治療期間は、初回の精密検査によって、レントゲン・お写真・咬み合わせを調べたう上で、正確な治療方針や治療期間の予想をたてます。不正咬合の程度や抜歯の有無、選択する矯正装置などにより期間は様々ですが、平均して約2~3年と言えます。また、矯正後の後戻り防止のための保定期間が平均2年以上かかります。

歯の表側の矯正装置より、裏側の矯正装置の方がやや期間は伸びる場合が多くなります。また、ご希望の仕上がりやお口の状態によっては、部分矯正が可能となり、数か月で終了するケースもございます。まずは無料カウンセリングにてご希望をお知らせいただき、検査(有料)にて正確な治療期間をお話しさせていただければと存じます。

  • 1.カウンセリング

    カウンセリング ワイヤー矯正カウンセリング

    大人になったからといって矯正を諦める必要はありません。大人でも歯は動かせます。むしろ、費用の高額さから親御さんに遠慮して受けられなかったけれど大人になって自分の力で治せる、または大人になってから仕事上の理由から歯並びをきれいにしたいと強く思うようになったなど、大人になってからの方が歯並びを治したい、治せる環境は多いと思います。

    カウンセリングでは、トータル60分程度かけて、お悩みのご内容、お口の状態の確認、ご希望の矯正方法などを女性歯科医師がしっかり確認し、患者様に合わせた最適な矯正治療、その矯正治療のメリットデメリット、大まかな矯正期間と費用のご説明をご納得いくまでいたします。

  • 2.検査

    検査 ワイヤー矯正検査

    事前検査では、パノラマレントゲン・セファロ撮影、顔貌・口腔内写真撮影、歯型取り、噛み合わせ記録を60分かけて行います。

    目視だけでは確認できない奥歯や骨の中の部分を確認するため、各種レントゲン撮影を行い、歯型やお口の写真を撮影して口全体を模型に起こすための歯型どりなど、資料を記録します。お痛みは伴いません。

  • 3.検査結果をもとに診断

    診断 ワイヤー矯正診断

    各種資料をもとに、専門の女性歯科医師が診断し、治療計画をたてます。考えられるあらゆる手段、最小限、最短期間での治療方針を練ります。

  • 4.2週間後、診断結果説明

    診断結果説明 ワイヤー矯正診断結果説明

    じっくり検討した治療方針をご説明し、正確な矯正期間、矯正治療に伴う併用治療の有無、正確なご費用を回答します。ご質問もしっかりお受けします。

  • 5.治療計画をもとに術前治療開始

    術前治療 ワイヤー矯正術前治療

    装置装着前に、歯周病治療、クリーニング、虫歯治療、抜歯などが必要な方の先行治療を行います。

    ワイヤー矯正は、歯に装置を長期間着けたままにする矯正治療です。そのため、事前に虫歯や歯周病などの治療は済ませておく必要があります。また治療計画により必要な抜歯なども先行して行います。

  • 6.ブラケット、ワイヤーなど矯正器具の装着

    矯正器具の装着 ワイヤー矯正矯正器具の装着

    先行治療が完了したら、いよいよ矯正装置の装着して動的期間の開始です。治療内容の選択により着ける位置や量は変わります。初めての方は歯が締め付けられる感覚や、違和感、ざらつきがありますが、時間経過とともにみなさま慣れてきます。矯正装置の装着には60分程度かかります。

  • 7.月に1回程度の通院で矯正装置の調整とクリーニング

    矯正装置の調整とクリーニング ワイヤー矯正矯正装置の調整とクリーニング

    治療計画からのずれがないか、予定通り歯が動いているか、装置の問題がないかなどを確認して微調整します。一緒に歯のクリーニングも行い、汚れも清掃します。

    この調整が終わったばかりの数日は、また歯が締め付けられる感覚や違和感が一時的に再発しますが、徐々に慣れてきます。矯正装置とクリーニングには30分程度かかります。

  • 8.動的期間が終了したら保定装置の装着

    保定装置の装着 ワイヤー矯正保定装置の装着

    じっくり期間をかけて動かしたばかりの歯は、元に戻ろうと後戻りを起こします。これを防ぐため、歯を固定する目的の装置である保定装置を作成し、一定期間装着します。

    動かす期間の装置に比べると、違和感や見た目は格段に小さいものとなります。保定期間の目安は、動かした期間と同じ期間保定装置を装着すると後戻りが防止しやすくなります。

  • 9.メインテナンスとクリーニング

    メインテナンスとクリーニング ワイヤー矯正メインテナンスとクリーニング

    せっかく歯並びがよくなっても、虫歯や歯周病になっては意味がありません。時間とともに付着し自分では落とせない汚れを定期的にプロケアで清掃することで、きれいな歯の状態を長く維持しましょう。

メニュー名 本数・回数・内容 価格(税別)
表側矯正(メタルブラケット・メタルワイヤー) 上顎または下顎のみ 400,000円
上下顎 800,000円
処置料(毎回) 無料
裏側矯正(リンガルブラケット) ハーフリンガル(上顎:舌側、下顎:表側) 1,200,000円
上下顎 1,400,000円
処置料(毎回) 無料
リンガル部分矯正 上顎または下顎のみ 500,000円
ハーフリンガル(上顎:舌側、下顎:表側) 600,000円
上下顎 700,000円
部分矯正 上顎または下顎のみ(前歯6本) 300,000円
上下顎(前歯6本) 450,000円
精密検査、診断料 50,000円
プラークコントロール料 5,000円
リテーナー(保定装置) 片顎 50,000円

表側矯正オプション

メニュー名 本数・回数・内容 価格(税別)
ホワイトワイヤー 上のみ 50,000円
ホワイトワイヤー 上下 100,000円
セラミックブラケット 上のみ 100,000円
セラミックブラケット 上下 200,000円

ワイヤー矯正オプション

メニュー名 本数・回数・内容 価格(税別)
アンカースクリュー 1本 50,000円
MFT(口腔周囲筋筋機能訓練) 1回 5,000円
ワイヤー矯正ならどんな歯並びでも治せますか?

ワイヤー矯正は症例の適用範囲が広いため、確実に歯並びを矯正できる方法として古くから使用されている治療方法です。基本的に、ほとんどの歯並びに対応はしていますが、個人差がありますので、矯正期間やどのようにワイヤーを装着するかなどは大きく変わってきます。

まずは、カウンセリングで当院の女性歯科医師がしっかりと診断いたします。その上でワイヤー矯正が最も適しているのであればワイヤー矯正をおすすめしますし、その他の矯正治療が適していれば、そちらをご提案いたします。

虫歯や歯周病の人も治療できますか?

ワイヤー矯正は虫歯や歯周病がある場合、必ず先に虫歯や歯周病の治療を行ってからワイヤー矯正を行います。そのため、はじめに虫歯や歯周病があるかどうかを確認します。

また、ワイヤー矯正の治療中に虫歯や歯周病になってしまった場合には、矯正装置を取り外して虫歯などの治療を行い、装置をつけ直します。矯正治療中、装置をわざわざ外して虫歯治療を行うのは、ご負担が大きいことでしょう。このことから、普段からワイヤーやブラケットを装着した状態でしっかりと歯磨きができるよう、アドバイスをさせていただきます。

ワイヤー矯正は歯を抜くこともあるのですか?

必ずしもワイヤー矯正イコール抜歯が必要、というわけではありません。まずは検査にて、歯の大きさや顎の大きさを計測し、不足しているスペースを明確にします。ご希望の仕上がりと、不正咬合の程度によっては抜歯をしないと理想的な噛み合わせを得るのが難しい場合はあります。しかし、抜歯せずに歯を虫歯にならない程度に歯と歯の間のダイエットとして研磨して小さくし、並べることができる場合もあります。

当院では、健康な歯はできるだけ抜かない方針で治療を行っています。抜歯を積極的に強要するのではなく、抜歯が必要と判定された場合、必要性をご説明のうえ納得いただいた上で抜歯します。抜歯しない方法の場合には、仕上がりに差が出ることをご理解いただけるようご説明し、セラミック矯正のような抜歯せず歯並びを直す他の治療をご案内することも可能でございます。歯を抜くことは最終的には患者様のご判断いただきます。

例えば、矯正治療上、顎や歯の大きさのバランス、上下の歯の噛み合わせが悪い場合などは、歯を抜かざるを得ない場合もございます。抜歯せずに無理に矯正を行ってしまうと、かえって悪い見た目になってしまうこともございますし、治療後の後戻りも起こりやすくなります。このようなリスクを避けるため、抜歯したほうが矯正治療が成功する場合には、抜歯をご提案させていただきます。

ワイヤー矯正ではどんな痛みがあるのですか?

歯を矯正(歯を動かす)原理は、骨の中に埋まった歯に、最適な力を長期間継続的にかけ続けることです。事故などでぶつかったような痛みはあり得ませんが、この弱い力でも違和感や圧迫感、締め付けられる感覚や引っ張られる感覚、歯が浮くような感覚などが痛みとして出ることがあります。いずれにせよ、我慢できないような痛みではありません。

個人差はありますが、ワイヤー矯正の装置を装着・交換・調整した場合は3~7日前後は特に、噛むと痛みがある場合があります。この痛みはその根っこのほうに少し鈍い痛みがあり、耐え難いほどの痛みではありません。また、通常は2~3日で痛みは消えますが、痛みが気になる場合には、あまり噛まないで済む食事を選ぶなどするといいでしょう。痛みが心配な患者様には痛み止めを処方いたします。時間経過とともに、徐々に慣れていきますので心配はいりません。

ワイヤー矯正で最も矯正装置を目立たなくする方法を教えてください。

当院ではホワイトタイプの白いワイヤーを採用しております。ワイヤーはこのホワイトで最も目立たなくなるでしょう。またブラケットについてはクリアタイプとセラミックタイプをご用意しており、クリアタイプは透明なので目立ちませんし、セラミックタイプはクリアタイプよりさらに歯に近い色と質感があるため、さらに目立たず審美性の高いワイヤー矯正が可能になります。

矯正治療中の審美性を追求される場合には、マウスピース矯正やセラミック矯正という選択肢もございます。適用できるかどうかは女性歯科医師がカウンセリングで歯の状態を確認してお伝えすることもできますので、お気軽にご相談されてください。

ワイヤー矯正の治療中に矯正装置が外れた時の対処法は?

ワイヤー矯正の治療中に矯正装置が外れたり壊れたり、なにかしらの問題が起きた場合は、痛みの有無に関わらずまずは、クリニックにご一報ご連絡下さい。問題の内容によっては、ご予約日の前に来院して頂き、応急処置をいたします。

お痛みもなく、次回のご予約日が間近の場合は、担当医に確認のうえ経過をみていただくこともございます。ご遠方にお住まいで、すぐのご来院が難しい場合には、お近くの歯科医院にご相談いただき応急対処をお願いするようお伝えすることもございます。

矯正装置をご自身で無理やり外そうとするなどの行為はお控えくださいませ。

ワイヤー矯正期間中の口腔ケアはどのようにするのでしょうか?

ワイヤーの矯正の装置がついているので通常に比べて難しくはなりますが、適切なブラッシング指導をさせて頂きますのでご安心下さい。

しっかりとケアできないと、せっかく矯正治療を終了しても虫歯や歯周病にかかるリスクも高まります。歯磨きだけではなく、清掃補助道具として歯間ブラシやデンタルフロス、場合によってはタフトなど矯正専用の歯ブラシをご案内します。また、定期的にある調整でのご来院の際、必要に応じ、歯垢や歯石を除去する歯のクリーニングも行い、お口の中を清潔に保ちます。

表側矯正装置よりも裏側矯正装置のほうが磨くのにテクニックがいりますので、最初は歯磨きに時間がかかったり、思ったように汚れが取れないこともあると思いますが、時間経過とともに徐々になれてきますので、一緒に頑張りましょう。

金属アレルギーでもワイヤー矯正はできるのでしょうか?

金属アレルギーの方は、金属タイプのワイヤー矯正を行うことはできません。しかし、ワイヤー矯正とは矯正の手段のことで、ワイヤー矯正の中にも金属アレルギーの方のための、金属を使用しないタイプのワイヤーもございます。

そして、セラミックタイプのブラケットは金属成分を含まないため使用できます。ただ、この場合オプション代金として追加費用がかかることがありますので事前にご説明しております。また、ワイヤー矯正以外にも、金属を使用しない歯科矯正として、マウスピース矯正やセラミック矯正のご案内も可能です。

飲食時に矯正装置が邪魔になりませんでしょうか?

ワイヤー矯正での矯正期間中は、基本的にはいつも通りのお食事で問題ありません。しかし、装置をつけて日が浅かったり、月一度の調整の直後は、軽いお痛みや違和感が出ることがありますので、噛む行為に慣れるまでに2~3日かかる場合があります。また、硬いものを召し上がると矯正装置が破損・脱離してしまう可能性がありますのでご注意下さい。

ガムやキャラメルなどの粘着性のあるものは、矯正装置にからまって取りにくく、虫歯の原因となってしまうため避けて頂く必要があります。色の濃いお食事やたばこのヤニなどは、矯正装置の審美性を低下させる原因となりますので、可能であればお控えいただくことをおすすめしております。

保険診療でワイヤー矯正治療は受けられますか?

ワイヤー矯正に限らず、マウスピース矯正、セラミック矯正など、歯科矯正は全般的に自費治療になるため保険が効きません。しかし、特定の先天性疾患による不正咬合の場合や顎の骨の過成長や過少の場合、健康保険の対象となることがあります。

この場合、多くは大学の付属病院での骨の手術と同時に行うワイヤー矯正となりますので、ワイヤー矯正単体で行うことは珍しく、一般歯科では対応していないことが多いでしょう。

ワイヤー矯正のページをご覧の皆様へ

このページでは、歯の表面や裏側に矯正装置をつけることで、ご自分の歯を動かすワイヤー矯正についてご確認いただけます。

南青山矯正歯科クリニックのワイヤー矯正は、小児矯正から成人矯正まで全ての年齢に対応可能です。治療の種類も、表側矯正、裏側矯正、全体矯正、部分矯正と全てに対応可能です。もちろんキャリア10年以上もしくは大学附属病院所属の実績のある女性歯科医師にて、一貫した担当医制で対応します。

ワイヤー矯正だけでなく、その他の審美の悩みも同じ施設内で連携対応可能なため、治療ごとに医療機関を変える必要がありません。

ワイヤー矯正の治療を担当する歯科医師

ワイヤー矯正の治療概要

治療方法 ワイヤー矯正
治療説明 ワイヤー矯正は、歯の表側もしくは裏側にブラケットとワイヤーを装着することで、少しずつ自分自身の歯を動かす歯並びの矯正を目的とした治療です。
治療費 362,500円〜1,450,000円(税別)
治療の副作用(リスク)
  • 装置の装着、調整により痛みや口内炎や傷を生じて痛む事があります。
  • 清掃不良により虫歯、歯肉炎・歯周炎、歯の変色・着色が起こる可能性があります。
  • 矯正治療進行上、抜歯が必要と判断されることがあります。
  • 個人個人において、骨格の形態・歯槽骨(歯を支えている骨)や歯肉の健康状態・協力度・治療法の選択(抜歯や非抜歯)などによって治療の限界が決まります。
  • 歯根吸収という歯の根っこが吸収され、時として根の長さが短くなることがあります。
  • 咬み合わせが一時的に変わり顎関節異常が起こることがあります。
  • 咬合の変化や加齢変化により歯肉の退縮や歯槽骨の吸収が見られる可能性があります。
  • 矯正治療後の後戻りは、多少なりともほとんどの患者様に起こり得ます。
  • 矯正治療終了後、補綴物の再製作が必要になる場合があります。
治療期間 3か月〜3年
治療回数 5回〜40回
適応症例 空隙歯列、下顎前突、上顎前突、開咬、叢生などの歯列不正
ダウンタイム なし
カウンセリング当日の治療 カウンセリングまで
入院の必要性 なし
術後の制限事項 保定期間あり
不適応の症例
  • 重度の歯周病の場合
  • 手術を必要とする場合
運営法人 医療法人社団 真善美会
医院名 南青山矯正歯科クリニック
理事長 白石 文
所在地 107-0062
東京都港区南青山2丁目27−22 青山 安田 ビル 4 階
TEL 0120-973-978
アクセス ・東京メトロ銀座線「外苑前駅」1a出口より徒歩2分
・東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線「表参道駅」A4出口より徒歩7分
・東京メトロ銀座線、半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」3番出口より徒歩8分
詳しいアクセス方法はこちら
診療科目 歯科・矯正歯科
主な診療内容 セラミック矯正マウスピース矯正歯肉整形セラミック治療ガミースマイル治療など
治療費について 当院の治療は全て保険外診療です。
休診日 年中無休(年末年始除く)
診療時間 平日11:00〜20:00、土日祝10:00〜19:00
歯科治療室
待合室