歯列矯正とは
歯列矯正とは、矯正装置を用いて歯牙の移動や顎の成長をコントロールまたは、口腔周囲の習癖を整えることで、不正咬合や歯列不正とよばれる咬み合わせや歯並びを改善していく歯科治療です。
日本の歯列矯正について
今でも日本における歯科矯正の多くの場合は「ワイヤー式」が用いられております。この手法は、従来、歯科矯正の一般的な手法として用いられているものの、矯正中の外観を気にする人が多いこともあり、日本における歯科矯正の治療率は諸外国と比較しても低い水準にあるのが現状です。
その一方、歯列不正や不正咬合の重要性については、日本でも認知度が高く、また歯並びの悪さが人間の身体や精神に悪影響を及ぼすケースも少なくありません。その中で、従来からのワイヤー矯正の他に透明で着脱可能な矯正装置を用いたマウスピース矯正や、セラミックの歯を用いたセラミック矯正が登場して、歯科矯正における選択肢が徐々に広がりつつあります。
不正咬合の原因と矯正治療についてはこちら成人の歯科矯正の比較表
セラミック矯正 | ワイヤー矯正 | マウスピース矯正 | |
---|---|---|---|
期間 | ◎ 2~6か月 |
△ 2~3年 |
△ 4週間~3年 |
価格 | ◎ 安価 |
△ 高額 |
○ やや高額 |
痛み | △ 虫歯治療のような痛み |
△ 毎月の調整で歯がゆい痛み |
△ 毎月の調整で歯がゆい痛み |
後戻り | ◎ しない |
△ する |
△ する |
色形並びの自由 | ◎ 色、形まで選べる |
△ 選べない |
△ 選べない |
適応 | ◎ 広い |
◎ 広い |
○ 歯並びによってはできない |
成人の歯科矯正の適応
叢生(八重歯 ・乱杭歯) |
上顎前突 (出っ歯・ 口ゴボ) |
反対咬合 / 下顎前突 (受け口) |
上下顎前突 | 開咬(オープン バイト) |
交叉咬合 | 過蓋咬合(深い 噛み合わせ) |
切端咬合 | 空隙歯列・ 正中離開 (すきっ歯) |
正中の不一致 | 顎偏位 | 過剰歯 | 萌出遅延 ・埋伏 |
捻転歯 | 転位歯 | 歯の着色・変色 | 歯の欠け | 歯の欠損 / 先天性欠如 |
歯茎の黒ずみ (メタル タトゥー) |
ガミースマイル | |
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歯列不正 イメージ |
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セラミック 矯正 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 ※骨格性で ないものに 限る |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マウスピース 矯正 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 ※骨格性で ないものに 限る |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | – | 〇 | – | 〇 |
ワイヤー矯正 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 ※骨格性で ないものに 限る |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | – | 〇 | – | 〇 |
部分矯正 | 〇 | 〇 ※軽症 |
〇 ※軽症 |
〇 ※軽症 |
〇 ※軽症 |
〇 ※軽症 |
〇 ※軽症 |
〇 ※軽症 |
〇 | 〇 ※軽症 |
〇 ※軽症 |
– | – | 〇 | 〇 | – | – | – | – | – |
歯列矯正のメリットとデメリット
歯列矯正は患者様の歯の状態や希望の仕上がりによって適応が変わり、それにより治療期間や治療費も変わってきます。
歯列矯正のメリット
歯並びを治すことは、見た目の美しさだけでなく、歯本来の機能を取り戻し、健康面にも影響を与えます。
審美性の向上
口元の審美性は、歯並びによって大きく左右されます。歯列矯正によって、歯並びを正常化することで、口元の審美性が向上します。歯並びに対するコンプレックスも解消されます。
口腔疾患のリスクの低下
歯列の乱れは、清掃性の低下を招きます。歯垢や歯石が堆積しやすくなり、虫歯や歯周病、口腔カンジダ症などの病気のリスクを上昇させます。歯列矯正を受ければ、そうした口腔疾患のリスクの低減だけではなく、口臭の予防にもつながります。
咬み合わせの正常化
歯列の乱れは、咬合の不正を引き起こします。そのため、歯列矯正によって歯並びが整えば、咬み合わせも自ずと正常化されることとなります。咬み合わせが良くなると、肩こりや頭痛、めまいといった不正咬合による全身症状の改善も期待できます。
咀嚼能率の上昇
上の歯と下の歯が正しい位置で咬み合うと、食べ物を咀嚼する効率も上昇します。いろいろな性状の食品をしっかり噛めるようになり、歯茎や口腔周囲の筋肉の血流も増加します。唾液腺の機能も向上して、たくさんの唾液が分泌されるようになります。
歯列矯正のデメリット
歯列矯正の期間中は矯正装置の装着や歯牙移動など、口腔内の環境が大きく変化あるため、歯科医院でのプロケアと合わせ、セルフケアが非常に重要となります。
治療期間が長い
一般的な全顎矯正は、2~3年の治療期間を要します。部分矯正でも半年程度はかかるので、一般歯科の治療と比べると、比較的長い期間が必要となります。
治療に痛みを伴う
歯列矯正は、歯槽骨という硬い骨に埋まった歯を人為的に移動させる治療法です。その移動には、骨の吸収と再生というダイナミックな現象も伴うことから、多少の痛みが生じることもあります。痛みの感じ方は個々人によって異なり、矯正法や矯正医の技量によっても変わってきます。
歯茎が痩せることがある
歯茎が痩せる(下がる)ことを歯科では「歯肉退縮」といいます。歯列矯正は、歯茎に大きな負担をかける治療です。その結果、矯正後に歯肉退縮がみられる可能性があります。
オーラルケアに時間がかかる
ワイヤー矯正では、歯面にブラケットと金属製のワイヤーを設置することから、清掃性が著しく低下します。毎回のブラッシングをていねいに行わなければ、虫歯や歯周病のリスクも上昇します。マウスピース矯正は、歯磨きの際に取り外すことができますが、装置のケアと口腔内のブラッシングの両方を行わなければなりません。
後戻り予防のための保定が必要
歯列矯正後には、必ず「保定(ほてい)」が必要となります。歯の後戻りを防止するための処置で、リテーナーと呼ばれる装置を使用します。歯牙の移動にかかった期間とほぼ同期間の保定期間が設けられます。
成人矯正と小児矯正のアプローチの違い
子供と大人では歯や顎、習癖などアプローチが変わり、それに伴い治療法も異なってきます。
小児矯正(子供の矯正)
小児矯正
小児矯正では、主に成長段階にある顎や習癖に対してにアプローチしていきます。顎の成長を促し位置異常を正すことで、将来的に抜歯や外科手術のリスクを予防します。また習癖にも着目し、悪習慣を取り除くことで、将来的な歯列不正や不正咬合のリスクを抑えます。
小児矯正(子供矯正)の詳細はこちら成人矯正(大人の矯正)
成人矯正
成人はすでに顎の骨格が出来上がっているため、成人矯正では主に歯にアプローチしていきます。よく、大人になってから矯正治療はできるのかと不安になられる方もいますが、矯正治療に年齢制限はありません。50歳以上の方でも矯正治療を受けられています。
しかし、成人矯正では矯正に対する反応が鈍く、子供よりも歯牙の移動に時間を要します。また、顎骨の位置異常を正したい場合には、外科手術が必要になることがあります。
歯列不正の種類
日本人の不正歯列で特に多いものとして、上顎前突(出っ歯)、空隙歯列(すきっ歯)、乱杭歯(叢生)が挙げられます。
上顎前突(出っ歯)
上顎前突(出っ歯)
通称「出っ歯」は、歯科では上顎前突(じょうがくぜんとつ)といいます。これは顎の位置は正常だが、上の前歯が前に突出している場合と、下顎が後ろに位置している場合とがあります。
空隙歯列(すきっ歯)
空隙歯列(すきっ歯)
通称「すきっ歯」は、主に前歯の歯の間に隙間が空いていることをいい、歯科では空隙歯列(くうげきしれつ)といいます。これは、顎が小さい、歯が大きいなど、歯と顎の不調和が原因のことが多いです。
乱杭歯(叢生)
乱杭歯(叢生)
通称「乱杭歯」は、歯がガタガタに並んでいる状態をさし、歯科では叢生(そうせい)といいます。歯の向きや位置がバラバラで、遺伝的なものから、乳歯から永久歯への生え代わりの際に支障をきたしたケースなど原因はさまざまです。
歯列矯正のよくある質問
透明のマウスピース型の矯正装置を歯で噛むマウスピース矯正は、最も目立たない歯列矯正といえます。
しかし、マウスピース矯正は適応が限られる部分があるため、症例によってはワイヤー矯正のほうが優先されることがあります。その場合、歯の裏側に矯正装置をつける裏側矯正や歯の表面であっても、透明やセラミック製のブラケットを貼り付けて白いワイヤーを通して固定する方法であれば、目立たなく歯列矯正を受けることもできます。
後戻りしてしまった歯並びを再度、歯列矯正できれいな歯並びに矯正することは十分可能です。歯の状態によっては、以前に歯並びを矯正されたときよりも、部分的に短期間で治療が終わることもございます。
歯列矯正で抜歯を適用するのかは、歯を動かす向きや本数、歯の形、大きさのほか、歯の健康状態などを総合的に判断します。
例えば、顎が小さく歯が並ぶスペースが不足している場合、歯が乱杭状態(叢生)になっていることが多く、抜歯を適用することがあります。また抜歯の対象となるのは、通常、小臼歯という奥歯の中でも1番手前に位置する歯になることが多いです。
どちらのケースも歯列矯正を行うことができます。
歯が抜けている場合はそのスペースを利用して歯並びを調整することもありますし、すでに差し歯が入っている場合は、その差し歯にブラケットを取り付けて歯を動かすことが可能です。
しかし、差し歯の場合は矯正装置を付けるのが難しいこともございます。その場合には、差し歯を取り外して適した差し歯に付け替える場合もございます。いずれにしても、歯の状態によって適した治療法が変わってきます。
歯科矯正で歯茎が出ている状態を改善することはよくあります。歯茎が出てしまう原因とその治療方法は様々で、骨が原因の場合は外科処置、歯が原因の場合は矯正治療、歯肉が原因の場合は歯肉整形、唇が原因の場合は粘膜切除術やボトックス療法がそれぞれ、もしくは併用して必要となることがあります。
歯科矯正の種類には大きく分けて3つございます。矯正器具を装着してご自身の歯の根を動かすワイヤー矯正、同様の原理で歯を動かす矯正装置が透明のマウスピーストレーでできているマウスピース矯正、セラミックという人工歯を使い、歯並び、歯の色や形態を改善するセラミック矯正です。
このうちワイヤー矯正とマウスピース矯正の場合は、ブリッジがあると歯が動きません。またセラミック矯正の場合にも、古いブリッジを除去しないと歯の方向は変えられません。つまり、既存のブリッジを交換することで歯並びを整えることは可能です。
歯周病というのは歯茎からの出血、歯周ポケットが4㎜以上あること、レントゲン撮影によって骨の吸収がみられること、歯が揺れている程度によって進行具合を診断します。
基本的に歯科治療は、虫歯や歯周病などを改善してからその他の治療を開始します。つまり、歯周病があるから歯科矯正ができないとはいいきれません。
矯正治療前に歯周病治療がどの程度必要かは、矯正医の診断により適切なタイミングと順番で進めることが可能です。また、歯周病というのは完治が難しく、継続的にご自身のセルフケアと歯科医院でのプロケアによってコントロールしてくものです。矯正治療後も継続した歯周病コントロールができることも、矯正治療が適応となるかの目安になります。
サージェリーファースト後ですと、手術の時期や程度にもよりますが、骨癒着や神経麻痺、歯の神経の失活や歯茎の癒着など、歯科治療をするうえで制限が出てしまうことが多いのが現実です。
たとえば、歯列矯正で思ったように歯を動かせなかったりと、ご希望に添えないケースもございます。セラミック矯正では、神経治療が通常より多く必要になったり、セラミック治療の本数が多く必要であったり、ブリッジという治療を併用する必要がでてきたりと、追加費用がかかる可能性があります。
歯の間に隙間ができる原因は、顎と歯のサイズの不調和や歯が足りない、歯を抜いてしまったなどが考えられます。
顎骨が大きすぎる場合には、外科手術やワイヤー矯正が適応となることが多く、歯がない、歯が小さい、歯が足りない場合には、セラミック矯正やマウスピース矯正が適応となることが多いでしょう。
中でも期間を短く費用を抑えたい方は、セラミック矯正を選択されることが多いです。また軽度の隙間ならば期間がかかりますが、矯正装置が目立ちづらいマウスピース矯正を選択される方も多くいます。
歯並びを治す方法には、ワイヤー矯正、マウスピース矯正、セラミック矯正があります。ガミースマイルを治す方法は歯肉整形とボトックス療法などがあります。
このうち併用して同時進行が可能なのは、セラミック矯正と歯肉整形またはボトックス治療となります。 セラミック矯正の仮歯の工程の際、同時に歯肉整形やボトックス治療を行うことが可能ですので、比較的、早い段階でガミースマイルと歯並びを同時に改善できます。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正は矯正治療が終了してから、ガミースマイルの診断をする必要があり同時進行はできません。
お口の状態にもよりますが、一般的には再矯正は可能です。
歯並びを治すために抜歯する最大の理由は、歯の大きさと顎の幅の不一致を解消するためのスペース作りです。もし抜歯を伴う矯正をご経験で納得のいく結果になっていない場合、同じ矯正方法ですと顎の幅や歯のサイズが同じ状態ですから、ご納得のいく結果になる可能性が低いと考えられます。
このような場合は、仕上がりの希望によって、顎の幅が足りないのであれば外科矯正、歯の幅が足りないのであればセラミック矯正を検討します。
横顔の美しさの基準にイーラインという指標がございます。鼻先と上唇と顎の先であるオトガイの3点を結んだ線のことです。横から見た口元の突出感は、この3点のバランスから算出されるため、必ずしも上顎だけが原因でないことも多々ございます。
当院に同じように悩まれカウンセリングにお越しになる患者様のうち60%以上が、骨には原因がなく、出っ歯によって口元の突出感に悩まれ、歯科矯正で改善されております。このような場合、医科にて外科処置という選択肢もありますが、お口というのは見た目だけではなく、話す、食べる、呼吸をするという機能もありますので、できるなら咬み合わせなどもみられる歯科医院で診察を受けることをお勧めします。診断の結果、骨の手術が必要な場合、医科、歯科との連携ができ、咬み合わせまで診ていただける医療機関での治療をおすすめいたします。
骨の手術は一回で劇的な改善が見込めますが、骨よりも歯の原因が強い方は、骨の手術だけですと、引っ込みすぎて口元がさびしい印象になったり、ほうれい線が目立つようになったりするリスクがあります。また、外科手術ですので人前に出られない腫れ、出血、痛みの期間がかならず発生します。全身麻酔のため入院が必要となり費用も高額です。呼吸をつかさどる部分の手術ですので、入院施設のないクリニックでの治療はリスクが高いといえます。
顎の骨には重要な血管や神経が多数ありますので、術後のリスクとして感覚麻痺が残る方もいらっしゃいます。必ず骨の手術だけで完結せず、ワイヤー矯正やセラミック治療などを併用し、咬み合わせや歯の神経の生死の確認などの併用治療が必要ですので、治療期間も長くなります。
正中のずれは、咬み合わせのずれ、もしくは歯の位置のずれによって、鼻筋と前歯の真ん中がずれていることを指します。上の歯は上顎骨という動かない骨に埋まっていますので、上の歯が鼻筋とずれている場合は、歯が生える位置がずれていることが多いです。
乳歯が片方だけ残っていたり、虫歯などで歯を失ってしまった場合などにできたスペースに歯並び全体がずれてしまう場合や、顎が狭く歯が収まりきらない場合にずれてしまう場合があります。
上の歯のずれの場合は、矯正治療が必要となりますので、ワイヤー矯正やマウスピース矯正を選択して、歯の根っこごと移動させるか、セラミック矯正で鼻筋に乗ってしまっている歯を抜歯して、ブリッジ治療で正中に合わせることになります。 下の歯が鼻筋とずれている場合は、上の歯の原因に合わせ、奥歯の咬み合わせが合わず、動く骨である下顎骨がスライドしてしまうことで起こるずれがあります。
下顎骨がスライドしてしまうことで起こるずれは、奥歯の咬み合わせを正しい位置に戻すことで改善されます。ワイヤー矯正やマウスピース矯正で全体の咬み合わせを調整するか、セラミック矯正であれば奥歯だけで治療が完了する場合もあります。
診断が難しいため、自己判断せず、咬み合わせまでしっかり診てくれる経験豊富な歯科医師に相談しましょう。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正は虫歯がある場合は矯正治療は行えません。虫歯治療を終えてからであれば矯正治療が可能です。
しかし、セラミック矯正なら治療をしたい歯に虫歯があっても、ご費用内で虫歯治療も同時に行うことが可能です。治療をしたい歯以外に虫歯がある場合には、歯科医師の診断によりますが同時進行での虫歯治療も可能です。
上の歯をセラミック矯正、下の歯をマウスピース矯正かワイヤー矯正というコンビネーションでの治療は可能です。
ただし治療手順やメリットとデメリットが異なる治療ですので、診断には入念な検査が必要です。専門の担当歯科医師も異なりますので、歯科医師間での連携も重要です。
当院ではワイヤー矯正、マウスピース矯正、セラミック矯正など、矯正歯科や審美歯科を専門とする女性歯科医師が多数在籍しており、歯科医師間での連携が可能です。他院様との連携もありますが、物理的に連携がとりづらいため、できるだけ同一クリニックでのコンビネーション治療をおすすめしております。
奥歯がないと確かに出っ歯やすきっ歯になりやすくなります。早急な治療は必要かと存じます。
治療の順番は基本的には奥歯の再建が先ですが、矯正治療をお考えの場合、矯正治療でもスペース確保のために抜歯させていただくこともあるため、歯科医師の診断のうえ治療の順番を検討させていただく必要があります。
歯列矯正の種類
当院では、歯科医師から治療を押し付けるのではなく、患者様にすべての歯列矯正のメリットとデメリットをご理解いただいた上で、治療をお受けいただきたいと考えております。それを実現するために、当院にはワイヤー矯正、マウスピース矯正、セラミック矯正、小児矯正と全ての歯列矯正において熟練した技術力を持つ女性歯科医師が在籍しています。