CLEAR
CORRECT

クリアコレクト

クリアコレクトとは

クリアコレクトとは

クリアコレクトは、インプラント治療で高いシェアを誇るアメリカのストローマングループが開発したマウスピース矯正です。マウスピース矯正では後発ながらも世界的にトップクラスのシェアを誇っています。

ストローマンがクリアコレクト用に開発した3層構造のマウスピースは、しなやかさと歯への高い適合性を両立させています。しかも、高い透明度、優れた装着感、高い耐久性、耐着色性も備えているため、治療中の違和感などがほとんど生じることなく、審美性を保つことが可能となっています。

また、優れた3Dシミュレーションソフトで治療前の歯列を分析し、治療中の歯の移動、治療終了後の状態をシミュレートすることができます。このシミュレーションソフトのデータをもとにマウスピースを自動的に製作しますので、誤差のない高精度なマウスピースで矯正治療を受けられます。

クリアコレクトはこんな方におすすめ

  • 目立ちにくく歯並びを良くしたい方
  • 食事や歯磨きなど日常生活に影響を及ぼしたくない方
  • 金属アレルギーのある方
  • 自己管理がしっかりとできる方
  • 外科矯正手術が必要でない方

クリアコレクトの特徴

クリアコレクトには、主にClearQuartz™やClearPilotといった特徴があります。

信頼性の高い製品

信頼性の高い製品 クリアコレクト

クリアコレクトはその製品品質の高さから米国歯科医師から高い信頼を獲得している実績のあるマウスピース矯正です。

クリアアライナーに用いられる素材は、徹底的なテストを繰り返し行い、強度だけでなく汚れにくさまで確認されています。また、マウスピースひとつひとつを手作業で調べ、異常がないことを確認してから出荷しています。

そして、マウスピースそれぞれにレーザーでマークをつけ、出荷後に異常が出た場合でもすぐに対応できるようにしています。

精度の高い保持力

精度の高い保持力 クリアコレクト

クリアコレクトのマウスピースの縁は、応力が集中しないようにフラットなラインを描いています。その上、歯肉に2㎜ほど重なるように設計されています。

このため、歯頚部に沿ったタイプのマウスピースと比較して、保持力が高くなっています。

幅広い症例に対応

クリアコレクトは、マウスピースの形状によりたわみが生じにくいため、他のマウスピース矯正と比べて歯の移動力が高くなっています。

そのため、マウスピース矯正が苦手とする歯を上下方向に移動させなければならないような難症例にも対応するなど、適応症例がとても多くなっています。

3層構造のアライナー「ClearQuartz™(クリアクオーツ)」による適度なしなやかさと安心の耐久性

3層構造のアライナー「ClearQuartz™(クリアクオーツ)」による適度なしなやかさと安心の耐久性 クリアコレクト

クリアコレクトのマウスピースは、「ClearQuartz™(クリアクオーツ)」という3層構造のポリウレタン素材で作られています。

この素材の特徴は、しなやかで耐久性が高い点にあります。

そのため、ヒビや破損に強いだけではなく、素材の透明度も高く着色しにくい上、歯へのフィット感が良いことによる快適な装着感も得られます。

治療計画3D set-up シミュレーションツール「ClearPilot」

治療計画3D set-up シミュレーションツール「ClearPilot」

Clear Pilotは、クリアコレクト社が提供しているクリアコレクトの治療計画を立案するための3Dシミュレーションソフトです。

Clear Pilotは治療前から治療途中、治療後までの歯並びをシミュレーションできますが、これを専用のソフトウェアをダウンロードすることなく、患者側にシェアできる機能がついています。

Clear Pilotを使えば、どのようにして歯が移動し歯並びが整えられていくのか、たいへんわかりやすく理解できます。

クリアコレクトのメリット

クリアコレクトは、ご自身で着脱可能な薄く透明で目立たないマウスピース型矯正装置を用いることで、従来からのブラケット矯正では得られないメリットを提供します。

透明の矯正装置「クリアアライナー」

クリアコレクトで用いられるクリアアライナーは、装着していても、一見してもわからないほどたいへん透明度が高いマウスピースです。

ワイヤー矯正と異なり、外見上、矯正治療を受けていることがほとんどわかりません。

飲食に合わせて矯正装置の着脱が可能

ワイヤー矯正では歯に矯正装置を接着しますから、取り外しはできず、矯正治療が終わるまで矯正装置を装着し続けます。

一方、クリアアライナーはマウスピースですから、ご自身で着けたり外したりできます。そのため、食事のときはマウスピースを外して普通にお食事を楽しんでいただけます。

通常どおりの口腔清掃性

歯に矯正装置を接着するマウスピース矯正では、食事のたびに食べかすが矯正装置に引っかかります。しかも食事の後の歯みがきは、矯正装置に気を配りながらしなければなりませんから大変です。

一方、クリアコレクトでの矯正治療なら、歯みがきのときにマウスピースを外すことができますから、矯正治療前と同じように歯みがきができます。

毎回の処置時の患者様負担が少ない

ワイヤー矯正では、定期的に歯科医院でワイヤーを取り外して、新しいマウスピースに交換します。

ワイヤーは、すべての歯に装着されたブラケットに細いワイヤー、もしくはゴムでつけてありますから、かなり大変です。

一方、クリアコレクトなら、マウスピースを取り替えるだけなので、歯科医院での処置にかかる時間も短く、身体的な負担も少なくてすみます。

幅広い症例に適応

クリアアライナーの優れた特性によりクリアコレクトは、歯の移動力が高いのが利点です。

一般的にマウスピース矯正はワイヤー矯正よりも適応範囲が狭くなりますが、それでも、歯の移動力の高いクリアコレクトはマウスピース矯正の中では適応範囲が広くなっています。

軽症の歯列不正はもちろんですが、顎矯正外科手術の適応とはならない中程度の症例まで幅広い歯列不正に適応があります。

インビザラインより低コスト

クリアコレクトに限らず、矯正治療は自費診療です。

米国でのクリアコレクトの治療費は、先行するインビザラインよりも低めに抑えられています。より低コストに治療を受けられるのも、クリアコレクトの利点のひとつと言えるでしょう。

クリアコレクトのデメリット

優れた点の多いクリアコレクトですが、少ないながらもメリットがあればデメリットもあるものです。

クリアアライナーが硬い

クリアコレクトのマウスピースが薄くできるのは、素材そのものが硬いからです。しかも、マウスピースも歯にかなりタイトにフィットしています。

そのために、取り扱いに慣れるまでは取り外すのが難しい場合があります。

顎変形症には対応が困難

顎変形症のような外科矯正手術が必要な症例では、術後に顎間固定という上顎と下顎をワイヤーなどで結んで固定する処置をしなければなりません。

クリアコレクトでは、顎間固定ができないため、顎変形症の治療に適応するのは困難です。

海外生産

日本国内に生産ラインを設けようという計画はあるようですが、現在のところクリアコレクトはアメリカで生産されています。

国内メーカーのマウスピース矯正と比べると、納入までの日数で不利とならざるを得ません。

クリアコレクトの適応

叢生(八重歯
・乱杭歯)
上顎前突
(出っ歯・
口ゴボ)
反対咬合 /
下顎前突
(受け口)
上下顎前突 開咬(オープン
バイト)
交叉咬合 過蓋咬合(深い
噛み合わせ)
切端咬合 空隙歯列・
正中離開
(すきっ歯)
正中の不一致 顎偏位 過剰歯 萌出遅延
・埋伏
捻転歯 転位歯 歯の欠損 /
先天性欠如
ガミースマイル
歯列不正
イメージ
叢生(八重歯・乱杭歯) 上顎前突(出っ歯・口ゴボ) 反対咬合 / 下顎前突(受け口) 上下顎前突 開咬(オープンバイト) 交叉咬合 過蓋咬合(深い噛み合わせ) 切端咬合 空隙歯列・正中離開(すきっ歯) 正中の不一致 顎偏位 過剰歯 萌出遅延・埋伏 捻転歯 転位歯 歯の欠損 / 先天性欠如 ガミースマイル
クリアコレクト
FLEX

※軽症

※軽症
クリアコレクト
ONE

※軽症

※軽症

※軽症

※軽症

※軽症

※軽症

※軽症

※軽症

※軽症
クリアコレクト
UNLIMITED

※骨格性で
ないものに
限る

クリアコレクト矯正の流れ

従来のワイヤー矯正と異なるクリアコレクトでの矯正治療は、一般的に次の流れで行われます。

STEP.1
カウンセリング
カウンセリング クリアコレクト

歯並びのどのようなところが気になるのか、矯正治療に影響するような基礎疾患がないかどうかなどを問診してチェックします。

STEP.2
診断
診断 クリアコレクト

レントゲン写真を撮影し、歯並びと骨格の状態について調べます。同時に印象採得または口腔内スキャナーを用いて口腔内データを採集します。

STEP.3
症例提出
症例提出 クリアコレクト

口腔内のデジタルデータに加え、歯科医師による診断結果と治療の方針をクリアコレクト社に送信します。

STEP.4
矯正治療計画の同意
矯正治療計画 クリアコレクト

治療期間や治療費などの治療計画について、クリアコレクトのシミュレーション結果とともに説明します。治療計画に同意をいただいたのち、マウスピースの製作が始まります。

STEP.5
矯正治療の開始
矯正治療の開始 クリアコレクト

当院まで再度ご来院していただき、納品されたマウスピースをお渡しいたします。

マウスピースを規定の時間、毎日装着していただき、定期的に新しいものに取り替えていきます。

STEP.6
保定
保定 クリアコレクト

矯正治療が終わったのちは、移動した歯の後戻りを防ぐために保定に移ります。

保定は保定装置という器械を用いて行いますが、その期間は症例ごとに異なります。

リテーナー(保定装置)の目的と注意点

メニュー名 本数・回数・内容 価格
FLEX 上下顎 3枚セット 151,800円
ONE 上下顎 24枚セット 407,000円
UNLIMITED 上下顎 枚数無制限 550,000円
検査代 55,000円
リテーナー 55,000円
毎回の診察料 5,500円

歯列矯正オプション

メニュー名 本数・回数・内容 価格
アンカースクリュー 1本 55,000円
矯正補助装置 片顎1個 11,000円
MFT(口腔周囲筋筋機能訓練) 1回 5,500円
マウスピースはどれくらいの時間装着するのですか?

クリアコレクトのマウスピースは、1日22時間以上装着しなければ効果が得られません。食事や歯磨き以外の時間は、ほとんど装着する必要があります。

マウスピースはどれくらいのペースで交換するのですか?

クリアコレクトのマウスピースは、2週間おきに交換します。

一回あたりの治療時間はどうですか?

クリアコレクトは一度治療が始まれば、来院時に行う処置は歯や歯並びの状態のチェックとマウスピースの受け渡しだけになりますので、ワイヤー矯正と比べると一回あたりの治療時間はとても短くなります。

治療期間は、ワイヤー矯正と比べてどうですか?

クリアコレクトの治療期間は、ワイヤー矯正と比べて大きな違いはありません。 クリアコレクトなら、AIを用いることで治療開始前に大まかな治療期間を把握することができますが、これはワイヤー矯正にはない大きな利点です。

クリアコレクトの治療概要

治療方法 クリアコレクト
治療説明 クリアコレクトは、米国ストローマン社製のマウスピース矯正です。
治療費 151,800円〜550,000円
治療の副作用(リスク)
  • 装着時間が守られない、使用方法が守られない、特殊な形状の歯が存在する場合、虫歯、歯周病、歯肉炎、歯の脱灰などが生じる、治療が長期化する可能性や事前のシミュレーションどおりの結果を発揮できない可能性があります。
  • トレー装着により、擦り傷や痛み、圧痛、発音への影響、下のもつれ、一時的な唾液の増加または口の渇きが起こる可能性があります。
  • 咬み合わせが変化することで違和感や不快感を感じることがあります。
  • 矯正期間中にアタッチメントの装着、歯を研磨や削合をすることがあります。
  • 強い歯ぎしりや食いしばりがある方は、トレーが擦り減ることがあります。
  • 最終的に咬み合わせ調整のために歯の研磨、削合を行うことがあります。
  • 治療完了後に歯の位置が移動することがあります。
治療期間 1か月~3年
治療回数 2回〜24回
適応症例 空隙歯列、下顎前突、上顎前突、開咬、叢生などの歯列不正
ダウンタイム なし
カウンセリング当日の治療 カウンセリングまで
入院の必要性 なし
術後の制限事項 保定期間あり
不適応の症例
  • 正常な歯並びから大きく逸脱した症例
  • 骨格性の不正咬合の場合
  • 虫歯の場合(虫歯治療を優先する必要があります。)
  • 重度の歯周病の場合
  • 顎関節症の場合
  • 嘔吐反射があり印象採得ができない場合
  • 乳歯が抜けたり歯が萌出時期の幼児
運営法人 医療法人社団 真善美会
医院名 南青山矯正歯科クリニック
理事長 白石 文
所在地 107-0062
東京都港区南青山2丁目27−22 青山安田ビル4階
TEL 03-3475-8536
アクセス ・東京メトロ銀座線「外苑前駅」1a出口より徒歩2分
・東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線「表参道駅」A4出口より徒歩7分
・東京メトロ銀座線、半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」3番出口より徒歩8分
詳しいアクセス方法はこちら
診療科目 歯科・矯正歯科
主な診療内容 セラミック矯正インビザライン歯肉整形セラミック治療マウスピース矯正ガミースマイル治療など
治療費について 当院の治療は全て保険外診療です。
休診日 年中無休(年末年始除く)
診療時間 平日11:00〜20:00、土日祝10:00〜19:00
歯科治療室
待合室