歯のホワイトニング後の食事(食べ物・飲み物)の注意点

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歯を白くきれいにしてくれるホワイトニングですが、処置直後には食べられるものなどに制限があります。

ホワイトニングで面倒や大変に感じるところですが、美しい仕上がりのために大事なところでもあります。

そこで今回は、ホワイトニング後の食事についてお伝えしたいと思います。

ホワイトニング直後は歯に色が着きやすい

実はホワイトニング処置直後の歯は、やる前と比べて色が着きやすくなっています。

処置後ある程度の時間が経過すれば、色のつきやすさは元に戻りますが、その間は再着色しないよう特に気をつける必要があります。

歯の表面には、ペリクル(獲得被膜とも呼びます)という非常に薄いタンパク質の膜が張っています。このペリクルは歯の着色や歯面への細菌の付着の足がかりになる一方、歯を酸性の物質から守ってくれる働きがあります。

ホワイトニング剤はこのペリクルを破壊し、むき出しになったエナメル質に作用することで歯を白くします。

つまり、ホワイトニング処置直後は歯が保護膜で覆われていない状態になることで、一時的に色が着きやすくなるため、再着色させないよう食事などに気をつける必要があります。

ホワイトニング直後の食事のポイント

ホワイトニング直後の食事では、どんなことに気をつければよいのでしょうか?

具体的な内容は後ほど述べますが、簡単にまとめると

  • 色のあるものを食べない
  • 飲み物は水がおすすめ
  • タバコは吸わない

ということになります。

どれくらいの間を気をつければいい?

オフィスホワイトニング後は最低24時間、着色性のあるものは避けた方がよいです。

ホームホワイトニング後も、理想的にはオフィスホワイトニングのときと同じですが、それだと生活に大きな支障をきたしてしまいます。

ホームホワイトニングは夜寝る前に行うことが多いため、ホワイトニング後から朝起きるまで、日中にホワイトニングを行う場合は、2~4時間程度は着色性のあるものを避けるようにするのが現実的です。

理論的には、ホワイトニング直後のペリクルが破壊された状態から再びペリクルが存在する状態になれば、再着色のリスクは減ります。

ペリクルが再び獲得される(再生する)までの時間は意外と短く、文献により差はありますが、数分から1時間以内にはペリクルの再生が見られるとされます。

しかし、ペリクルが歯の保護膜として機能できるまでの回復(成熟と呼んでいます)にはもう少し時間が必要で、最低数時間程度は必要とされており、これが着色性のあるものを避けたほうがよい時間の根拠になります。

控えた方がよいもの

ここからはホワイトニング直後に控えた方がよいものを説明していきます。

ポリフェノール類

ポリフェノールという言葉はよく見かけますが、「ポリフェノール」という特定の物質はなく、約5,000種におよぶ様々な物質の総称です。

この中には有名なものだけでもカテキン、アントシアニン、タンニン、イソフラボンなどが含まれており、これらが含まれる食品も多岐にわたります。

一例を挙げると、

  • カテキン:お茶、ワイン、りんご、ブルーベリー、チョコレートなど
  • アントシアニン:ブルーベリー、ぶどう、紫キャベツ、プルーン、いちごなど
  • プロシアニジン:赤ワイン、チョコレート
  • タンニン:お茶、緑黄色野菜(色の濃い野菜)、りんご、柿、バナナなど
  • イソフラボン:豆腐、醤油、味噌などの大豆製品、葛など
  • フェノール酸:コーヒー
  • リグナン:ゴマ(セサミンとして)
  • クルクミン:ウコン(ターメリック)
  • クマリン:シナモン、パセリ、柑橘類

など、意外なものも含まれています。

これらの使用されているものも着色性があるため、カレー、ソース(お好み焼きソース、デミグラスソース、トマトソースなど)、ジュース類、からし、わさびも含まれます。

タール(ヤニ)

食品ではありませんが、たばこは歯の着色の原因として有力なものであり、ホワイトニング直後は特に避けたほうがよいものです。

現在は加熱式電子たばこが何種類も販売されており、これらは従来の紙巻きたばこよりタールやニコチンが少ないということを売りにしています。

しかし、実際にはニコチンやタールの量が、メーカーの主張するより遙かに多いとする研究報告もあり、加熱式電子たばこであれば大丈夫ということはありません。

ホワイトニングを行うのであれば、これを機に禁煙することをおすすめします。

硫黄類

玉ねぎ、ねぎ、にんにくなどの香味野菜に多く含まれます。

香味野菜を多く使ったソースや、キムチが例に挙げられます。

ビタミンB群

ビタミンB2の黄色やB12のピンク色が有名です。

特にビタミンB2は、栄養ドリンクの色として知られています。

エナジードリンクにも含まれるため、これらのドリンク類にも注意が必要です。

その他

麦茶やコーン茶のような茶葉を用いないお茶類や、コーラや黒ビールなどのカラメルを着色料として用いているもの、その他の食品用着色料を用いてるものも着色の原因となります。

これらのものを飲みたいときには、歯への接触が少なくなるようにストローを用いるのも有効です。

炭酸水やビールは、それ自体に強い着色性があるわけではないですが、酸性の液体のため、ペリクルに保護されていない歯面に触れると酸によるダメー

ジの原因となり、ホワイトニング後の知覚過敏症状が続いてしまう可能性があるため、避けた方が無難です。

色つきの歯磨き粉、うがい薬(イソジンなど)といった食品ではないものも注意が必要です。歯磨き粉は色つきでなくても、成分にフッ化第一スズが含まれているものは茶色の着色となる可能性があります。

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食べても大丈夫なもの

ホワイトニング中でも、安心して食べられるものを紹介します。

水(炭酸水は除く)、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、白身魚、鶏肉、ナッツ類、貝柱、えび、しらす、ホワイトソース、大根、里いも、じゃがいもなどがこれに当たります。

これらを用いた料理として、たとえばシーフードグラタンや鱈のムニエル、鶏肉のクリーム煮、お吸い物などがあります。

食材に制限がある中でも使えるメニューは意外とありますので、上手に食事を楽しみたいですね。

【まとめ】歯のホワイトニング後の食事(食べ物・飲み物)の注意点

ホワイトニング直後の食事には、気をつけるべきものが意外と多くあります。しかし、これらのものを完全に避けて生活することは困難です。

着色性があるといっても、着色の程度は成分の量や口の中にとどまる時間などによっても変わります。

あまり神経質になると、ホワイトニングが苦しいものになってしまいます。

わからないことは歯科医師に相談していただき、ポイントをおさえて無理なくきれいな白い歯にしていきましょう。

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